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淫乳邪牝〜魔男根に飼われし者〜
官能リレー小説 - その他

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淫乳邪牝〜魔男根に飼われし者〜 3


「もしもし!?誰か、誰かいませんか!?
 私、この森で道に迷っちゃったみたいなんです!
 どうか、どうか私を助けてください!」

必死にドアをたたいて助けを求めると。
やがて家の奥からガタゴトと物音がして扉が開いた。
するとそこには、同性の麻弥香ですら言葉を失うような、ものすごい美人が立っていた。
その女性は麻弥香の姿を見て、ひどく驚いていた。

「あなた・・・森の外からやってきたの?
 ここが立ち入り禁止区域であることを知らなかったの?」
「す、すみませんっ。わ、私ここに来るまで無我夢中で走ってきたから・・・。
 その、ここに入っちゃいけないなんて知らなかったんですっ。
 す、すぐに出て行きますから、帰る道だけでも教えてもらえませんか!?」

麻弥香は女性の言葉に、ここが私有地なのだと勝手に勘違いしつつも森の外に出る方法を訊ねた。
無理もない。目の前の女性が人外の存在、淫乳邪牝だなんていったい誰が想像できようか。
そしてそれが久しぶりの獲物を前に逃がすなんて選択肢を選ぶはずがなかった。

「そう・・・それなら仕方ないわね。
 帰り道はすぐにでも教えてあげたいけど・・・こんなに暗くなっていては危ないわ。
 今日はうちに泊まって、明日の朝にでも帰りなさいな」
「え?でも、そんなご迷惑な・・・」
「こんな深い森の中、帰ろうとしてケガでもされたら大変よ?
 いいから私の言うとおりにしなさい・・・?」
「・・・は、はい・・・。そ、それじゃあお言葉に甘えて・・・」

なぜだろうか、彼女の言葉を聞いているうちに麻弥香は目の前の女の人の言うとおりにしなければいけないような気がして、その言葉に甘えることにした。
それはもちろん目の前の淫乳邪牝の仕業である。
もっともそれを断ったら断ったで、力ずくで手籠めにされていただろうが。
こうして麻弥香は淫乳邪牝という蜘蛛の巣に絡め取られてしまったのであった。
こうして麻弥香は屋敷の奥へと入って行く。
古びた屋敷の中は意外と広く大きな一軒家で5〜6軒分の広さがある。
そして5人の女性が蜂の巣のように駆けずり回っていた。
だが案内している女性を含めて6人の容姿が凄かった。
顔立ちや肌の色艶が誰もが若いのだ。
一番の年上であろう案内している女性でさえ20歳前後で他はどう見ても自身と同じかそれ以下にしか見えなかった。
しかし首から下のスタイルが誰もが見事であった。
胸は最低でもGカップ以上で腰は59p以下に見える。
尻や両脚の美しさも見事で女性である麻弥香でさえ見とれてしまう程であった。

「何か皆さん忙しそうですけど?」
「ええ実は間もなく新たな主様が来られるのでその準備で」
「そんな時に・・・申し訳ありません」
「良いのよ心配しないで・・・皆新たな『肉』が入ったからって盛り上がっているので」
「あっはい・・・」

麻弥香は女性との会話に若干の違和感を感じつつ屋敷の奥へと進んで行く。

やがて屋敷の奥にある一室にたどり着くと、中に入るように促す。
そこにはいつの間に用意したのか、座布団の前に出来立てと思われる料理が用意されていた。

「どうぞ。突然のお客様でろくなおもてなしもできないけれど、よかったら食べてちょうだい」
「あ、はい。どうも・・・」

まるで魔法のような手際の良さに、麻弥香はそれだけ答えるのが精いっぱいだった。
言われるまま、流されるままに座布団に座り、食事に手を付ける。
並べられていたのは焼き魚やおひたし、みそ汁にご飯と典型的な和食。
貧相なメニューの中からとりあえずみそ汁を口につけると。

「うまっ!?何このおみそ汁!?すっごいうまい!」

口から光があふれ出るかと思うくらいの美味が口の中に広がり、麻弥香は驚きの声を上げた。
それは今まで食べたことのないくらい、うまいみそ汁だった。
みそ汁だけではない。
焼き魚もおひたしも、ごはんすらもめちゃくちゃうまい。
これを食事としたら、今まで食べていたものは何だったのか。
とにかく思わぬごちそうにありついた麻弥香は夢中になって次々と料理を口に運んでいく。
女の子らしからぬその食べっぷりに、女性は眉をひそめるでもたしなめるでもなく、ただ微笑みを浮かべてその様子を見守る。
だがその目は聖母のような慈愛に満ちたものではない。
物事が思い通りに進んでいることを喜んでいるような、獣のような冷たい目であった。
そんな恐ろしい微笑みを向けられているとは思いもせず、麻弥香は必死にごはんをかき込み続けていた。

「ごちそうさまでしたっ!」
「はい、お粗末様でした」

食べ終わった麻弥香が合掌し、心底感謝しながらそう言うと、女性はクスクス笑いながら空になった膳を下げた。
そこにはもうあの獣のような目はない。

「間に合わせだったけど、お口に合ったようでよかったわ」
「いえ、間に合わせなんてとんでもないです!
 こんなおいしいごはん、生まれて初めて食べましたよ!
 いったいどうやって作ったんですか?」
「ふふっ、別にすごい材料なんて使っていないわ。
 その代わり手間暇をかけてこさえているけどね」

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