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“リア充”始めました
官能リレー小説 - その他

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“リア充”始めました 80

雲ひとつ無い青い空と青い海、照りつける太陽。何処までも続いているかの様に思わせる白い砂浜。
まさにこの世の天国とでも言うべき場所で、今俺は最高な気分を味わおうとしている。
「ほら、シン。 早くしてよ」
「あ、あぁ・・・分かってる」
砂浜に敷かれたシートの上にうつ伏せで寝そべる恵理。健康的に焼けた小麦色の背中を露出しながら、俺に小悪魔的な笑みを向けている。
祖父の進めで海へと繰り出した俺たち。無駄にデカイ別荘で着替えを済ませ、いざ海へ、と思った矢先。
「ねぇ、シン。 ちょっとお願いがあるんだけど・・・」
恵理からお呼ばれがかかったのだ。しかも珍しい事にあの彼女が恥ずかしげに顔を伏せて、である。
あまりの普段とのギャップが激しい彼女の様子に、俺は二つ返事で了承していた。

そして今現在、俺の目の前には見たことも無い彼女が映りこんでいる。

砂浜の上に敷かれたシートの上、白いマイクロビキニの結び目を解いた状態の恵理が此方に蟲惑的なまなざしを送ってくる。
何時ものハツラツとした活発さは見る影もなく、あるのはただ男を魅了する一人の大人な女性。
あまりの態度の変わり様に、俺はオイルが入ったボトルを握ったまま動く事が出来ないでいた。
(これが・・・これが、あの恵理なのか?)
思い出の中で事あるごとに俺を引っ張りまわすガキ大将なイメージが、崩れ去ろうとしている。

「ねぇ、シン。 早くしてよ・・・日焼けしちゃったらどうするのさ・・・」
少しだけ怒った彼女の声で俺は意識を取り戻す。見れば、ご立腹なのか頬をプクッと膨らませている。
「!! あぁ・・・悪い。 それじゃ・・・やるぞ?」
「ふふッ・・・何で疑問系なのさ。でも・・・うん、お願い」
俺の態度が可笑しかったのか、彼女はクスクスと笑う。一通り笑った後、彼女は柔らかい声で俺に全てをゆだね始めた。

オイルをたっぷりと溜め込んだ右手を彼女の背中へと添える。
「んッ・・・」
その時、彼女の口から出た声に俺の背筋にゾクッと衝撃が走る。
悟られまいと気丈に振舞っているつもりだが、おそらく顔はニヤけきっている事だろう。
「そうそう・・・そうやって、・・・背中全体に馴染ませるっ様に・・・ね?」
手を動かすたびにピクピクと反応し官能的な吐息を吐きながら恵理は俺を見上げ、ニコリと微笑む。

そのあまりの可愛らしさに、一瞬意識が跳びかけた。

背中を一通り塗った後、俺は異常なまでの興奮を覚えていた。
その証拠に、水着の中に納まっている肉棒が完全体となり腰に痛みを生じている。
しかし、まだオイル塗りは終わっていないのだ。
「恵理・・・下の方も・・・か?」
「うん、シンに全部任せるよ。 もちろん・・・前も」
荒い息を吐きながら、俺は恵理に尋ねる。勿論返事はオーケー。
顔を赤くしながらも恵理は白のパンツを外す。そして飛び込んできたのは、プリッとした形の良い小麦色のお尻。
見事なまでの桃の形に、おもわずしゃぶりつきたい位だ。
だが、其処はまだ我慢の時。今は、この夢の一時を味あわねば。

オイルまみれの両手が、ゆっくりと彼女の美尻を撫で回す。
ただ撫でるだけではない。時には、揉んでみたり、こね回したり、割れ目の中に手を入れてみたりと、すき放題やらさて貰った。
そして、太ももやふくらはぎも同様に丁寧にじっくりと時間をかけて塗っていった。

(ああ、恵理ったらなんて魅力的な身体なんだ。今すぐ襲い掛かりたいくらいだ)
俺は恵理の引き締まった美しい肉体をオイルで丹念に磨き上げながら、水着の中で股間の肉棒をビンビンに勃起させていた。
「ね、ねえシン・・・シンがしたいなら、ここでしても良いよ・・・」
「えっ・・・こ、ここで?」
確かにここはプライベートビーチで人が来るとは思えない。
あるとすれば近衛家の使用人か他の婚約者たちだが、ここはビーチの中でも岩の陰に隠れて死角になっているため、見られる可能性は薄いし、最悪見られても問題は無い。
だが、さすがにこの真昼間に屋外でセックスするという事には躊躇と戸惑いを感じる。
「だって今を逃したら、他の娘たちの監視があるから、もうこの島では二人っきりにはなれないと思うし・・・それに・・シンだって本当はエッチな事したいんでしょう?」
幼馴染の少女は顔を赤くしながら俺の下半身へと手を伸ばす。
「はぅ!え、恵理っ、いきなりそんな・・・」
「ほ、ほら・・・シンのここ・・もう大きくなってる・・・」
恵理はどこか嬉しそうに照れ笑いを浮かべながらスリスリと俺の股間を撫でてくる。

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