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“リア充”始めました
官能リレー小説 - その他

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“リア充”始めました 56

「きてるぅ・・・キャロルのお腹の奥・・・奥まで・・・信くんの熱いのが・・ハァァ。いっぱい・・・いっぱい、入って来て・・・あぁ、きもち・・・いい・・・」
男と女が同時に絶頂を迎えた時、性交の快感は何倍にも膨れ上がる。
特に女にとっては、愛しい男と共に絶頂を迎え、精液をタップリと注ぎ込まれた時に勝る歓びはないらしい。
「キャロルのお腹に・・・全部射精してイイから・・・はぁ、はぁ・・・ああ、信くんのオチンチンが、キャロルのお腹の中で・・ビク、ビク震えて・・・信くんのザーメンが・・・しみこんでくる・・・ああ、嬉しい・・・お腹の中・・・信くんの温かい精液でイッパイになってる・・・」
そうして俺とキャロルは射精が終わるまで互いの体を抱き締めあったまま膣内射精の快感を楽しんだのだった。

翌日

「ぶぇっくしゅん!!!!!」
「もう!アレほど安静にしてなくちゃダメですよって言ったじゃないですか!!・・・体温40℃完全に悪化してます」
「フン!自業自得よ!!体調が悪いのにエッチするなんてバッカじゃないの?」
「イヤ・・・確かシンの風邪ってアスカと外でエッチしてたから引いたんだったよね?アスカがそれ言うのは流石にどうかと思うんだけど・・・」
「お兄様!!麗を置いて死んじゃ嫌ですぅ!!」
風邪を引いて体調が悪いにも関わらず、ナース姿のキャロルと節操無くエッチをしたせいで、俺の風邪は見事に悪化した。
「・・・しかた有りませんね・・・こんな状態の信哉様を一人で置いておく訳にはいきません。今日は私が看病させていただきますわ!!」
「何言ってるの深雪?こいつが風邪を引いたのは私のせいなのよ!!だから、こいつの風邪が治るよう看病するのは私の役目よ!!」
「イヤ!それを言うなら、シンに風邪を引かせたアスカと悪化させたキャロルはシンを看病する資格は無いよ!!ここはこの僕がシンの看病をさせてもらおう!!」
「麗も!麗もお兄様の看病したいです!!」
「あの・・・キャロルも・・・」
風邪で寝込んでいる俺の耳元で、言い争う少女たちの声を、半ば夢見心地で聴きながら、俺は彼女たちに今度こそ殺されるのでは?という切実な恐怖を懐いたのであった。





「それじゃあ着替えた後シャワーの前で待ち合わせね」
「ああ」
ある日の休日俺は祖父の招待で婚約者たちと一緒にプールに来ていた。
この冬の寒空の中何故にプール?と内心思ったのだが、これにはちょっとした理由がある。
何でもこのプールは祖父の会社で工事中の近隣のショッピングモールや遊園地と併せた総合レジャーランドの一部なのだそうだ。
このレジャーランドは来年の夏オープンの予定だったのだが、周囲の施設よりも一足先にプールだけ完成したので一般公開する前にプールの使い心地をリサーチして欲しいとの事だった。
お陰で今日このプールには、俺達以外は施設を動かすために最低限必要な極少数の従業員が居るだけで、実質俺達の貸切状態だ。
もっとも、祖父にしてみれば、プールのリサーチというのはあくまで口実で、本当は自分の玩具を可愛い孫である俺に見せびらかしたいだけのような気もする。
正直根が庶民な俺には、この豪華でだだっ広いプールを俺と婚約者たちだけで独占するのは、今一つ気が乗らないのだが、少女たちは割りと乗り気だったため、断るのも何だなと思い今日プールへとやって来てしまった。

「さて・・・っと」
水着に着替え終え、着ていた衣服を木製のロッカーに入れた俺は、足早に待ち合わせ場所のシャワー場へと足を向ける。
正直な話、広すぎる更衣室に一人と言うのは怖く、早く彼女たちと合流したい。無論、彼女たちの水着姿も早く見たくてウズウズしているのもまた確かだが。

「あ、兄様」
「お、麗だけか? 他の皆は?」
待ち合わせ場所で待っていたのは、麗だけで後の四人の姿がない。周りをキョロキョロする俺に麗は困った笑みで教えてくれた。
「それが・・・ですね・・・」

 〜回想〜
新品で明るい印象を与える更衣室。結構な広さがあるにもかかわらず、その中はガールズトークが飛び交うカオスと化していた。

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