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“リア充”始めました
官能リレー小説 - その他

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“リア充”始めました 43


――ジュブジュブッ、ニュプッ、ニュププッ・・・ジュブッ!!
「あぁッ、ぁ、んんッ、あんッ・・・ッ、ぁあ・・・んあぁッ!」
「うあ・・・ぁ・・・え、恵理・・・俺もうッ」
ガクガクと音を響かせながら、俺は切羽詰った声で恵理に射精の事を知らせる。
その事を分かっていたのか、恵理のオマンコは先ほどより一層締め付けを強めてきた。
「うぅっ! え、恵理のマンコ・・・いきなり締め付けが・・・ああぁ・・・」
「ん、んふふ♪ シンの精子全部出していいよっ・・・あ、あぁっ、だ、だって、ボクは、んんっ・・・シンのお嫁さんなんだからねっ・・・ぁ、あはぁっ!」
此方を振り返りながら、トロンとした表情で言う彼女に俺の興奮は限界点を突破する。
「出すぞ・・・恵理ぃ! お前の中に、俺の精液たっぷりと出してやるからなぁぁっっ!!」
「良いよぉっ・・・出してぇ・・・シンの赤ちゃんの素・・・いっぱい出してぇぇぇっっ!!」
限界に近い肉棒のピストンを早めながら、俺はとにかく彼女のナカを犯しつくす。
そして・・・。
「う・・ぁあ・・・うう゛ッ!!」
――ビュル・・・ドププ・・・ビュルルルルッッ!!
噴水を思わす射精が、恵理の子宮に断続的に放たれる。
「あああぁッ!! あつい・・・精液、いっぱい・・・あぁ、こんなに出したら赤ちゃん出来ちゃうよぉ・・・♪」
初めての倉庫でのエッチ、その効果からか何時もよりも精液の量が多く、抜いた直後から大量の白濁液が彼女のマンコからあふれ出た。
「はぁ、はぁ・・・恵理・・・」
「んんッ・・・んちゅ、ちゅる♪ シン・・・」
セックスの後の熱い口付け、ソレはチョコレートよりも甘く甘美なモノだった。


「いたたぁ・・・んもぅ、シンってば頑張りすぎだよぉ。 ボク、明日から部活の助っ人掛け持ちで腰が痛くて出れなくなったらシンの所為なんだからねッ!」
「だったら、あんな風に誘うなっての! はぁ、またアスカか深雪さんに尋問される・・・」
外はすっかり暗くなり、冬の気配を感じ始めている。結局、興奮してしまった俺たちはあの後も2回ほどセックスをしてしまった。
家に帰ったら待って居るであろう二人を思うと、足が鉛の様に重く感じるのはきっと気のせいでは無いはずだ。



体育祭が終わり数日、信哉はアスカに呼ばれ学校の屋上へと来ていた。
「来たわね・・・」
フェンスに手を添えながら見向きもせずにアスカはポツリと呟く。秋も半ば、そろそろ冬の足音が聞こえてきそうである。
「実は・・・あんたに話したい事があるの・・・」
「話したい事?」
鸚鵡返しに聞き返す信哉。
「前、あんたに夜這いした時言ったわよね。 “あんたのお嫁さんになって桐生家を復興させないといけない”って・・・」
怪訝な顔をする信哉を無視するように一方的に話を進めるアスカ。背を向けたままなので、彼女の表情は見ることが出来ない。
「あれ・・・無しになりそうなんだ」
「・・・・・・・え?」
何気ない口調で、何気ない風に言ったアスカの言葉に、信哉は呆然としてしまう。
「以前、仕事の時のお得意さんの息子が私を気に入ったらしくてね。 それで・・・お見合いしないか、って話が前電話で届いたの」
「其処の家は、地位もあんたの家と同じ位だしお金だって無償で貸してくれるって・・・あんた・・・さ、私たちと居るのがイヤなんでしょ? だったら・・・」
その後も続く彼女の言葉に、信哉の耳には入らずただただ向けていくばかりであった。
屋上に吹く風が、一段と寒いある日の放課後の事である。

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