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“リア充”始めました
官能リレー小説 - その他

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“リア充”始めました 28

「そして、このゴンドラから下りてきた俺たちを見たら・・・そいつら何を思うだろうな?」
「あぁっ・・・ん! んん・・・うあぁ・・・あひぃ・・・」
ビクビクと痙攣するアスカが面白くなり、俺はさらに言葉で彼女を攻める。
「きっと「変態だなぁ」とか「淫乱」とか「犯してぇ」とか思って、頭の中で妄想するんじゃないか? アスカのエッチシーンをさ」
「あっ、あぁ・・・・あひぃっ、うあぁ・・・ぁ、んひぃぃっっっ!!!!」
キュッ、キュッ、と激しく俺の肉棒を扱き上げる彼女のアソコ。そのきつい締まりと同時に俺も白い欲望をナカへと爆発させる。
「うぅっ・・・俺も・・・くうぅっっ!!!!」
マグマの様な熱いモノは、子宮へと納められていく。その感覚を気だるい怠惰感の中で感じながら、俺はクッタリとした彼女を優しく抱きしめ頭を撫でてやった。
「ぁあ・・・あんたのが私の中に・・・凄いいっぱい出てるぅ・・・気持ちいいよぉ・・・」
撫でていた途中、小声で囁く彼女の声に俺は苦笑を浮かべる。ゴンドラによる空のたびは終わりを迎えようとしていた。

「・・・」
「あぁ〜・・・っ! 俺が悪かったから機嫌直してくれってっ」
ゴンドラを下りて早数十分が経過しようとしていた。
太陽は真上から俺達を照らしており、時間はそろそろお昼に差し掛かる頃だ。
しかし俺の右隣を歩くお姫様は、あれからと言うものへそを曲げてしまってか一言も喋ろうとしない。
コレには流石の俺もお手上げで白旗を振るしかなかった。
「恥ずかしかったんだから・・・」
「へ・・・は?」
急に歩きを止めてポツリと呟いたアスカ。その顔は、真っ赤になっていて今にも泣き出しそうな表情であった。
いきなりの事に呆然とするしかない俺に、アスカは気にせず俺に抱きついてきた。
「ゴンドラの時、あんたが言った事を妄想しちゃって私っ・・・・すっごく恥ずかしくて・・・寂しかったんだからっ」
震えた声で喋るアスカ。気持ち俺を抱きしめる力が強くなる。
その言葉と俺の体を抱き締めるアスカの腕の力の強さが、俺の心の中に彼女に対する罪悪感と愛おしさを芽生えさせた。
「うん、ごめんねアスカ」
俺はそう謝罪するともう一度彼女の唇にキスをする。
「ん、んぁっ、ふぅぅっ、ちゅぱ、んふ・・・はあ、はあ、フフフ・・・仕方ないわね許してアゲル♪」
機嫌が直ったのか、アスカは可愛らしい笑みを浮かべる。
俺は彼女の笑みに萎えかけたハズの欲望が復活するのを感じ取った。
「あ、アスカ!!」
だが、

グゥ〜〜〜〜〜〜!!

先程のセックスでエネルギーを使ったせいか、俺の腹は空腹を訴え音を鳴らした。
「プッハハハハハハハ!!!」
その音を聞いたアスカは壺に嵌ったのか、心の底から可笑しそうな笑い声を上げる。
お蔭で先程まで俺達の間に合った淫靡な雰囲気は消し飛んだ。
「そっそういえば、ランチが未だだったわね!私もお腹が空いてるわ。あそこのレストランに入りましょうよ」
そう言うとアスカは一人でサッサとレストランの方向に歩いて行く。
「さっき私に悪戯した罰よ!ランチはアンタに奢ってもらう事にするわ!良いわね!!」
「ああ、勝手にしろ!!」
俺はアスカの後を追いながら、やや憮然としながらも、彼女の言葉に同意するのだった。
その後レストランで昼食を終えた俺たちは、遊園地に在るアトラクションを(主に絶叫マシーン)次々と乗り継ぎ、早めの夕食の後。花火を見て家へと帰還した。
途中ウォータージェットというアトラクションで、水飛沫を浴びたせいで、アスカの服がビショビショのスケスケに成り(理不尽にも)アスカに頬をビンタされるなど、幾つかのアクシデントは有ったが、俺たちの初デートは概ね満足の行く物だった。
「楽しかったわね!また来ましょう!!」
そう言ったアスカの表情は、心から楽しそうだ。
「ああ、そうだね。ただ次はやっぱり皆で来たいかな・・・」
確かにアスカと2人っきりのデートも楽しかったが、俺はやはりキャロルや麗たちとも一緒にこの某夢の国で遊びたかったのだ。
もちろんそれは俺の傲慢な考えで有る事は解っていたが・・・
「・・・そうね!まああいつ等にもちゃんとお土産買ったけど、一緒に遊びに来た方がたのしいかもね!!」
アスカは俺の言葉に一瞬不満気な表情を浮かべたが、スグに苦笑を浮かべそう言った。
「ねえそろそろ帰りましょう信哉!私たちの家に!きっとあいつ等帰りが遅いってプンプンしてるわよ!!」
「ああそうだな・・・」
こうして初めてのデートを終えた俺たちは、片手に土産の詰まった袋を持ち、もう片方の腕を組んで、俺たちの家族の待つ家路へと向かうのだった。

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