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“リア充”始めました
官能リレー小説 - その他

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“リア充”始めました 20

「お!お前ら何の話をしてるんだよ!!」
「?・・・何ってこのベットなら皆で寝られるわねって話よ」
アスカの言葉に俺は、絶句する。
「信君・・実はさっき私たち皆で信君の事を話し合ったの」
「それで私たち全員が兄様を愛していることが、分かりました」
「そんな中で誰かが信哉様を独占しようとすれば争いに成ります」
「で!私たちは、これから半年の間は、全員でアンタに奉仕して、半年後最も気に入られた女の子が正妻に成り、他の子は愛人に成るっていう条約を結んだの・・・言わば、『信哉独占禁止条約』って所ね!ま!どうせ正妻の座は、私の物でしょうけど!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
彼女たちの余りに打っ飛んだ言葉に根が小市民の俺は、とてもついて行けず。
ただ、ただ無言で立ち尽くすのだった。
「さあ信哉様!お部屋に入りましょう!!」
「信君!キャロル今夜はいっぱいご奉仕してあげるね!!」
「ああ!キャロル姉さま!ずるいですぅ〜麗も!兄様とエッチしますぅ!!」
「ちょっと!アンタたちは、今日散々信哉に相手して貰ったでしょう!!私に一番を譲りなさいよ!!」
「何を言ってるんですか!そもそも一番初めに抜け駆けしたのは、アスカさんじゃないですか!アスカさんは一番最後です!!」
「そうですよ!せっかく私が、信哉様に初めに女の良さを教えてさしあげ様と、思っていたのに・・・」
「何ですってぇ!!」
彼女たちは、俺に抱かれる順番を巡って、小鳥のように五月蠅く囀る。
(・・・『信哉独占禁止条約』ってあんまり役に立って無いような・・・)
「もう仕方ないわね!ここは信哉に誰を一番最初に抱くか、決めてもらいましょう!!」
「成程!それは良いアイデアですね!」
「信君!キャロルの胸が、一番大きいから一番気持ち良いですよ!!」
「ああ!ずるいです!キャロル姉さま!!」
(おい!俺に振るな!!)
「信哉!」
「信君!」
「兄様!」
「信哉様!」
「「「「さあ!誰から抱きますか!?」」」」
対抗意識むき出しの美しい少女たちにそう言って詰め寄られ、俺は頭を抱え込んだ。
「もう・・・勘弁して下さい!!!!」
その夜俺は四人の少女たちが、満足するまで一晩中精液を絞り足られ、朝日が昇る頃。ついにセックスの疲労で、意識を失った。
だが、その日は結局最後まで五人目の婚約者である豊橋 恵理(とよはし えり)は現れ無かった。


「俺は殺されるかも知れない・・・」
俺が婚約者である少女たちと暮らし始めて四日が過ぎた。
その間土日を挟んだのだが、休日の二日間俺は四匹の餓えた獣たちによって、一日中精を搾り取られていた。
(ああ・・・学校に来られるのが、これ程嬉しいと思えるとは・・・)
しかし、穏やかな時間はスグに終わりを告げる。

キ〜ン コ〜ン カ〜ン コ〜ン

「ハイ、以上で授業を終わります」
教壇の先生がそう宣言すると同時にクラスメイト達は、気の合う仲間と昼休みを満喫するため、我先に教室から出て行く。
だが、ただ一人俺だけは、まるで罪を犯した罪人のような必死な表情で、教室から逃亡した。
(アスカたちに見つかったら、また厄介な事に成りそうだからな!せめて学校に居る間だけは、心穏やかで在りたい!!)

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