催眠孕ませマンション 86
風呂あがり僕たちはテレビを見ながら談笑していると
「あら、瑠奈?」
僕の向かいに座っている由香さんが僕の左隣に座っている瑠奈に声をかけた。
「え?あ、うん?」
瑠奈はなんとか答えたが目がとろんとして正直眠そうだ。
「瑠奈、眠いのか?」
僕は瑠奈に尋ねる。
「ん、ううん」
瑠奈はそう言い首を振ったが明らかに眠そうな感じだ。
「寝たほうがいいよ。疲れたんでしょ瑠奈ちゃん」
「え?ふぁでもあの……」
ゆうみの声に何とか反応した瑠奈だったが……
ZzzZzz
ついに僕に頭をあずけて寝てしまった。
(ああ、まぁこれはこれで良かったかも流石に二人同時はね……)
僕はそう思いつつ瑠奈の頭を優しく持って床に寝かせる。
「あ〜ベットに運ぼうか。私のじゃない方なら空いてるし」
「そうだね。よっと」
僕は瑠奈を抱きかかえる。
「あらあら、あっちゃんにお姫様だっこしてもらってるのに瑠奈……」
由香さんは僕が瑠奈を抱きかかえたのを見て微笑みながらそういう。
そして、僕は瑠奈をベッドで寝かす。瑠奈の寝顔はとても可愛かった。
「瑠奈、安らかに寝てるわ。こんなに安らかな顔で寝る瑠奈を見たのは久しぶりだわ」
由香さんの発言に僕は疑問に感じた。
「えっ?由香さん、それ、どういう事ですか?」
僕は由香さんに聞く。
「瑠奈が寝てるから話すけど、実は瑠奈ね、お母さんが亡くなってから、昨日まで怯えたような顔で寝てたの…」
(あの男の目が怖かったのかそれとも何かされたのか……)
僕はあの時アパートに来ていたいかにもチンピラ風の男の顔を思い出していた。
「大丈夫ですよ。由香さん。僕が守りますから瑠奈も由香さんも」
「あ。は、はい……」
そう言って目を伏せる由香さんを僕は後ろからぎゅっと抱きしめた。
「え?あ?あっちゃん?」
お風呂上りの由香さんからは柑橘系の石鹸の匂いがした。
「え?あ、あのその……」
僕はそのままもう一つのベットに由香さんを押し倒す。
「きゃっ」
由香さんは声を上げるが嫌がっているのではなく驚いた感じだ。
(よし!!いける!!)