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催眠孕ませマンション
官能リレー小説 - その他

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催眠孕ませマンション 78

「瑠奈ちゃんね、本当にあっちゃんの事が好きだったんだよ。私も、あっちゃんの事、好きだったから、よくあっちゃんの事で喧嘩になった事、よくあったな。でね、瑠奈ちゃんね、転校する前日にね、あっちゃんへのラブレター書いてたんだ。でも、自分では渡しにくかったからか、私に渡して、あっちゃんに渡してほしいと言って、渡したんだよね。でも、私、どうしても、渡せなかったんだ...。」
「えっ!?そのラブレター、どうなったの!?」
「まだ保管してあるよ。見たい?」
「う、うん」
「じゃあちょっとまってね」
そう言ってゆうみは隣の部屋に行くそして
「はい、これ」
といって僕にいかにもという感じの手紙を渡す。
(あれ?でも差出人がないや……)
僕は封を開いて手紙を出し読み始めた……

「あっちゃんへ。ルナは……」
最初の数文は声を出せたが途中から僕は……

「どうしたのあっちゃん?」
僕が声も無く固まっているのを見てゆうみが覗き込んでくる。
「ゆうみこれの中身読んでないよね?」
「そりゃあ読むわけ無いじゃん」
「これさ、ラブレターじゃなくってお別れの手紙、いやお願いの手紙だよ」
そう言って僕はゆうみにラブレター(?)を渡す。
「いいの?私宛じゃなくあっちゃん宛だよ?」

「いいんだよ。とにかく読んでくれ」
僕にそう言われ、ゆうみはラブレター(?)を読む。
「あっちゃんへ。ルナはあっちゃんの事が好きでした。でも、お別れの時が来ました。ルナはこれから遠い所へ行ってしまいます。なので、もうあっちゃんとは会えないし、一緒に遊べません。そこで、ルナからお願いがあります。ルナがいない分、ゆうみちゃんとずっと仲良くしてください……」
途中でゆうみは読むのをやめてしまった...。
しばらくの沈黙の後ゆうみは上を向いたまま口を開く。
「ねぇあっちゃん。私がもしさこの手紙をあの時あっちゃんに渡したらさ……」
「どうだろうな。あのころの僕は正直ゆうみの事をそんなに思ってなかったし」
「え〜酷い〜。じゃあ瑠奈のこの手紙も役立たずだったんだ……。もしかしたら渡せないと思ってたのかなぁ?」
「でもさ。今の僕なら瑠奈もそれに由香さんも迎えれるよ。受け取っててこのようになってなかったら多分無理だよ」
「あは、そうだね。なんか3人で言い争っていた事本当に無駄だったなぁ……」
「何を言ってたんだか?」
「う、う〜んばれてると思うけど一応女三人のひ・み・つ」
「そっか」
僕はそう思いつつ。
「なぁ僕さ、二人には……」
そう言ってゆうみに耳打ちする。
ゆうみは一瞬びっくりした顔したが、その後
「いいよ。あっちゃんが望むようにしたらいいよ」
と言ってくれた。
すると…

コンコンコン

ドアをノックする音がする。
(来たな)
僕はそう思い、ゆうみに目で合図をする。
ゆうみはそれをくみ取り
「どうぞ〜開いてますよ〜」
と言う。
すると、由香さんと瑠奈が入ってくる。
「おじゃまします……」

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