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催眠孕ませマンション
官能リレー小説 - その他

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催眠孕ませマンション 45

2年目5月某日(日曜日)

「163cm 51キロ」
「え〜50キロオーバー?壊れてない??」
看護師の読み上げに苦情を言う板野さん。

「ほらほらどいて、後が詰まっているわよ」
「で、でも50キロは……」
河西さんが苦情を言う板野さんを体重&身長計から降ろして自分が乗る。

「154cm、49キロ」
看護師が河西さんの数値を読み上げる。
「ま、まぁギリギリだけど……」
「あら?私の方が背は10cm近く大きいのよ?なのに体重は?」
「も、もう」
「あ、あの……」
河西さんと板野さんの言い合いを大島さんが申し訳なさそうに横やりを入れる。
(う〜んこれもまた絶景だなぁ)
今日は2ヶ月に1回で行われるマンション住人全員の健康診断の日だ。
どうしても外せない仕事のある男性数名と看護師の方々以外全員参加である。
当然僕は女性陣の中にいるんだが……。
彼女達は半裸でおっぱいは丸出しだが下はキチンと履いている。
そうここでは管理人室のように全裸ではないのだ。

現在201号室から305号室の女性陣まで終わり今この診察室にいるのは
401号室から505号室までの10家族、18人の女性(赤ん坊含む)だ。
このメンバーの中でやっぱり目立つのは
「あら、60越えちゃった」
と言いながらも笑顔の高橋さんと
「妊婦とはいえこれは……」
小さな背中を更に小さくしている中川さんの二人のデコボコ臨月妊婦だろう。
170センチ近い身長の高橋さんと150センチあるかないかの中川さん二人は同級生で
中学時代からの親友だそうだ。

二人ともパツンパツンに張ったおっぱいとお腹を揺らしながら次の胸囲の検査に向かう。

(しかし、見事なお腹だなぁ。あの中に僕の娘がいるのか……おっぱいでるのかなぁ)
来週には出産予定だと聞いている。

その後、胸囲、視力、聴力の検査を行った後、おっぱいのカップ数、乳輪の大きさ、乳首の固さ、そして今回からの乳房の重さを計測し
血圧、採血と進み、各々尿検査のための紙コップを持ってこの部屋から出る。

僕はゆうみにくっついたまま部屋を出て行く。
「あっちゃん、流石にここで待ってて」
そう言って女子トイレの個室に入っていくゆうみ。
僕は取り残されるが後から入ろうとする小林さんや尿を汲んだ河西さんから「きゃ〜!」という叫び声も挨拶すらされない。
河西さんも続いて出てきた板野さんも僕の前を素通りし、コップには行った尿を検査室に提出していく。
(どうやら、上手く行っているみたいだな。このぐらいなら離れても問題なしか)

現在の僕は彼女達に認識されていない。
いわゆる透明人間もしくはステルス状態だ。

これには色々訳がある。

健康診断の行われている菊池レディースクリニックは僕のマンションから道を挟んだ向かいというのは知っていると思うが
ここはアキの認識している「大島の家」という枠からはみ出している。
そのためここでは僕の催眠術は殆ど効果が無い。
例えばここで僕の透明人間状態が解ければ、半裸の女性の中に男一人ということで下手すれば警察に突き出されるだろう。
そういう状況なのだが、ゆうみの傍にいれば「大島の家」の中という程ではないが幾つかの力が使える。
その力を使い、
僕の姿は健康診断中は見えないのが普通という以前からの誤認に加えて
健康診断は半裸で行うのが普通。
おっぱいの大きさ、乳輪の大きさ等おっぱいに関する情報は女にとってはとても重要なこと。
という認識を加えた。
前回の健康診断のとき誤ってゆうみの傍を3メートル離れた時僕は看護師に見つかり大騒ぎになった経験から
今回は慎重に行動可能範囲を探っているというのが現在の状況だ。
(アキの力の戻り具合がもう少し見た目で判ればなぁ……)


それにしても…
(やっぱりこの時間が一番、辛いな...。)
そう、主婦達は健康診断中は僕の姿が見えないことになっており、おっぱい丸出しの主婦達をただただ見てるだけしかできないのだ。

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