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催眠孕ませマンション
官能リレー小説 - その他

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催眠孕ませマンション 37

「そ、それ本当?じゃあ……」
「まぁ明日の健康診断の時にきちんと調べてもらおうと思うけど多分間違いないよ。アキのこのことに関しての的中率今のところ100%だし」
そういうゆうみの言葉だが僕は違うことに頭が向いていた。
(じゃあ、これで16人到達?、うぁ正直予定外)
「あっちゃん?どうしたの?」
「あ、いやこれで無事生まれてくれれば16人だなと……」
僕が上の空だったことに気付いたゆうみは僕に問いかける。
「あ、そっか。じゃあまた「お願い」できるね。「変わろう」か?」

16人とは僕の娘の人数の事だ。
ゆうみの最初の娘「秋」を筆頭に
太田さんの所の「まや」、片山さんの「鈴子」
柏木さんの所の「かすみ」、高城さん「皐月」
と生まれているのが以上5人。
そして現在妊娠中が高橋さん、中川さん、小嶋さん、倉本さん、秋元さん、岩佐さん
宮沢さん、指原さんとつい先日の石田さんで9人。
そしてゆうみの双子これで16人ということだ。

「い、いや多分16人産まれたあとじゃないと無理だと思うけど。でも聞きたいことあるから変わって欲しいな」
「う、うん判った。じゃあちょっと待ってね」
そう言ってゆうみは目をつむる。

すると、胸にかかったペンダントが鈍く光り、その光が彼女の首筋から髪に纏わりはじめゆうみの髪の色を黒から金色に変えていく。
髪の色が全部金色に変わると同時にゆうみは目を開ける。その瞳も髪の色と同じく金色に輝いていた。

「ひさしぶりじゃの、篤志」
「そうですね。1ヶ月ぶりですかね。アキ」
彼女は「アキ」、ゆうみのペンダントに宿っている妖精…いや妖怪だ。

日本古来の妖怪に「座敷わらし」というのがいるのは知っているだろうか?
彼女ことアキもその一種で「座敷わらし」として大島家を代々見守ってきた。
その彼女だが約100年に一度力を弱める時期がある。
この時期は約500年間繁栄を続けている大島家も大きな災厄に見舞われる。
最初の時期は住んでいた大屋敷が全焼、2度目は事業として始めた養蚕場が台風で吹き飛ばされた。
3度目のときまだ少年だった大島家の次期当主はこの災厄を回避する術を「座敷わらし」本人に教わった。
その術とは
「大島家で最も初代に近い血を持つ男と女を交わらせ、その娘に季節の名前を付けろ」
というものだった。
半信半疑ではあったが、その当主は自分と幼馴染の従姉妹と仲が良かったためそれを実行した。
そして見事3度目の災厄は大島家を襲わなかったのである。
昨年が大島家成立500年に当たる年だった。
そのため、現当主の源一郎は大島に連なる家系から嫁を取る必要があったのだが運が悪く、
大島に連なる家系で娘が生まれたのがゆうみの家族ただ一つだったのだ……。

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