PiPi's World 投稿小説

催眠孕ませマンション
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 32
 34
の最後へ

催眠孕ませマンション 34

「どうしろっていうんだよ……」
僕はゆうみの突然の告白に戸惑っていた。
そりゃあ彼女は可愛いし、お嫁さんになってくれれば嬉しいとも思っていた。
でも告白なんてまだ早い、そんな風に思っていた。

0年目8月某日

そんな悶々としたまま7月が過ぎ、8月になりゆうみの家族が本家に帰省する日が来た。
その日も僕は何も言えずいや、彼女に会うことも無く彼女を見送ることも出来なかった。
0年目9月〜11月

2学期が始まりゆうみの転校が先生から告げられた。
理由は家庭の事情としか先生は言わず、卒業まで半年足らずでの転校に様々な噂が流れた。
特に幼馴染の僕は結構質問攻めにあった。
僕はゆうみがこのクラスの男女問わずに人気があったのをその時知った。

0年目12月23日
その日は雪が降っていた。
(もうすぐ、クリスマスか、そういえばゆうみの誕生日って……)
今日は終業式、そして冬休みに入る。
僕はゆうみのことを少しだけ忘れてやる気を取り戻していた。
(あいつ元気かな……)
そんなことを考えつつ一人で家に帰っていたら、ゆうみの元の家の前に黒塗りのベンツが停まっていた。
(なんだこれ?)
ゆうみの家は未だに空き家であり僕は少し不審に思いつつもそこを通り過ぎ自分の家の門をくぐった。
そこには……
「あっちゃん!!」
「うわっ!!」
僕は突然女性に抱きつかれた。
「ちょ、ちょっと」
そう言って僕は女性を引き剥がす。
彼女はゆうみだった。
そこにいたゆうみは3ヶ月ほどあっていなかっただけなのに大人のような色気を纏っていた。
「ど、どうした?」
「あ、あのね。あのその……」
ゆうみは僕に何か答えようとしたのだが上手く言葉にならないようだ。
「奥様時間が……」
不意に後ろから黒服が現れてゆうみに言う。
(奥様……そうかゆうみは……)
「と、とにかく、一緒に来て!!」
そう言ってゆうみは僕の手をにぎり玄関から外に僕を連れ出そうとする。
「ちょ、ちょっとまてよ!!」
僕はゆうみが奥様と呼ばれたことがしゃくに触り、彼女に抵抗する。
「説明し!、あぅ!!」
僕は彼女に説明を求めようと声を荒げようとした時首に何かが辺り気を失いそうになる。
どうやら黒服が僕の首に手刀を食らわせたようだ。
「あ!!、ちょっとなにを!!」
「時間がありませんので!!」
黒服がそう言って僕の口と鼻に何か薬品を含んだ布を当てたとき僕は気を失った。
0年目12月23日夕刻?

「うわ!!」
僕は自分の声に驚きベットで目を覚ました。
「ここは?」
そこはホテルのようだった。
(どこだここ?、たしか黒服にチョップを食らってなにか嗅がされて……)
「あ、あっちゃん起きた!」
横で椅子に座っている女性が僕に声をかける。
「ゆ、ゆうみ。イタッ!」
僕は首筋と左腕に痛みを感じた。
「だ、大丈夫??ごめんね?あんなことするとは思わなくて……」
「う、うん。まぁいいよ。でここは?」
「私が今住んでいる部屋……」
「部屋?ホテルかと思った……」
そう言って僕が見回した部屋は一度だけ泊まったことのあるホテルの客室より豪華に見えた。

「目が覚めたか!?」
そう言って一人の男が部屋にはいってくる。
「あ、あんたは!?」
僕の首筋にチョップを食らわせた黒服だ。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す