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催眠孕ませマンション
官能リレー小説 - その他

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催眠孕ませマンション 14

「ああ、ありがとう」
そういうが良次さんの顔色はいま一つすぐれない。
「で?交換条件はなに?」
真実さんは良次さんの顔色と凄すぎる話に何か裏があるとおもいそうたずねた。
僕だって確かに良すぎる話だとはおもっていた。
「ああ、それでな俺を兵庫の工場のほうへ工場長補佐として半年ほど出向してくれと言われているんだ」
「え?じゃあ引越し?」
「え?え?」
実夏ちゃんはどういうことか判って、夏帆ちゃんは判らずに声を上げる。
「嫌よ。私引っ越すなんて!!」
そういいながら僕の方をチラッと見る実夏ちゃん。
「私も嫌〜、お兄ちゃんと離れたくないもん」
夏帆ちゃんはもっと直接的に言う。
「あ、いや。引っ越す事は無いぞ。半年だしな半年経てば本社に戻ってくるわけだし」
「あ、そうか」
「え?え?」
実夏ちゃんは納得した様子、夏帆ちゃんは良く判らない様子を浮かべる。
「私も付いていかなくていいの??」
真実さんはたずねる。
「ああ、向こうではホテルを用意してくれるというからな食事や洗濯の面では問題ないわ。ま、離れるのは…」
「あ、そう。よかった!!私も今はここから離れたくないもの」
「おいおい、そりゃないぞ」
「さっきのお返しよ」

「あはは!」
実夏ちゃんは安心したのか両親のやり取りに笑みを浮かべる。
それを見た良次さんは
「実夏。すまないな。受験が控えているこの時期に片方の親が家からいなくなるんだが許してくれ」
「え?あ?うん。いいよ。お父さんやりたいんでしょ頑張って。私も頑張るよ」
「そうか」
良次さんはそういった後僕の方に顔を向ける。
「篤志君悪いんだが聞いてのとおりだ。半年ほど俺はこの家を空ける。その間真実や娘たちの事をどうか頼まれてくれないか?」
そう言って僕に頭を下げる。
「あ、頭を挙げてください良次さん。勿論任せてください」
僕はいや俺はそう良いながら。
(ああ、守りますよ。あなたに言われる間でもない。そして半年後驚くといいさ)
と心の中でそうおもった。
2年目5月某日夕刻

ピンポ〜ン、ピンポ〜ン

僕は203号室の呼び出しチャイムを押す。
203号室は石田さんの部屋だ。
今日の僕の夕食の当番は石田さんなのだ。
直ぐにドアが開き
「いらっしゃい!篤志さん!来てくれて嬉しいわ!」
石田さんが笑顔で僕を出迎えてくれた。
部屋に入ると4人の女性がいた。
201号室の岩佐さん
202号室の秋元さん
204号室の宮澤さん
そして205号室の指原さんの4人だ。
「どうしたんですお揃いで?」
僕は石田さんに尋ねた。
「えっとですね。私の旦那さんと秋元さん所の旦那さんそれから指原さん所の……」
と言葉に詰まった所に秋元さんが助け舟とばかりに
「つまりね。今日、旦那たちで飲み会をするとか言って旦那5人で飲みに行くと。男子会ならぬ旦那会だって」
「ほほう」
「でまぁ残された私たち妊婦はお留守番で一人でご飯というのも味気ないから石田さん所にお邪魔したと言うわけ」
「家は二人ですけど。当然連れて来たわ」
と岩佐さんが突っ込む。
「なるほどね。しかし旦那会ですか」
「あれ〜管理人さんは〜私たちより〜そっちがよかったの〜?酷いねお姉ちゃん」
「そうね。今日はみんなでおもてなし料理つくったのに」
と指原さんと宮澤さんが言う。
この二人は姉妹なのだ。

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