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強制結婚制度
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強制結婚制度 10

美緒菜は、台所で、いろいろ考えたが、考えがまとまらず、また風呂場へ、向かった。風呂場では、まだ、シャワーの音が、聞こえていた。そして、美緒菜は、言った。
「誰か、シャワーを浴びているの?」と、聞こえた、風呂場の二人は、言った。「ごめんなさい、美緒菜ちゃん。美緒菜ちゃんも、入る?」それを聞いた、美緒菜は、風呂場の前で、固まっていると、達馬も、言った。
「美緒菜ちゃんも、浴びたいんだろ、入ってきなよ」美緒菜は、達馬達に誘われるまま、風呂場に入って行った。
里緒菜は背が低く幼い顔立ち、しかし豊かな乳房は姉顔負けであった。
そんな里緒菜が裸になり、風呂場に入る。
3人が入っても十分に広い風呂場で、達馬と志穂が絡み合っていた。
志穂は後ろから達馬に突き入れられ、たわわな豊乳を両手で揉まれていたが、その表情は嬉しそうだった。

美緒菜はそんな二人を見ないように頭からシャワーを浴びる。そのすぐ後、一際高い姉の声が浴槽に響き渡る。美緒菜はその声を聞きながら下唇をかむ。
「こんなところ見せてごめんなさい・・・でも、達馬くんが嫌な人じゃないって知ってほしかったの」
「・・・わかってるよ。シャワー使うでしょ?私はもういいから・・・先にでるね!」
そういって二人と眼を合わせず出て行った。
「やっぱりまずかったんじゃないですか・・・?」
「大丈夫。たぶん嫉妬してるだけだから。あの子は結構甘えん坊だから・・・それより、敬語はやめて?」
そう言って志穂は結合を解き、シャワーを浴びながら微笑んだ。

台所では珠希が朝食の準備に取り掛かっていた。
「どうしたの?悪い夢でも見たの?」
美緒菜の沈んだ表情を見て珠希は心配そうに訊ねる。
「なんでもない」
と、笑いかけるが、一言もしゃべらずに食卓についた。
会話も少なく家を出る時間となる。達馬はかばんの中をチェックし、制服に着替えて玄関に向かう。珠希はすでに出たようだ。
「行ってきます」
「いってらっしゃい」
一限に講義が入っていない大学生の志穂が達馬を笑顔で送り出す。
玄関を出て、門を抜けたところに女の子が一人。
「達馬さん、一緒に学校行きませんか?」
美緒菜だった。達馬よりも先に出たはずだが、待っててくれたらしい。
「うん、良いよ。行こうか。」そう言って、達馬と美緒菜は、登校した。それを玄関の扉を少し開けてみていた志穂は、早速、達馬に、甘えている美緒菜を見て、微笑ましく見ていた。

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