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強制結婚制度
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度 5

そんなことを考えながら、珠希と美緒菜は、それぞれの部屋に戻って、眠りについた。その頃、達馬と志穂は、ベッドに座って、喋っていたが、志穂が、眠たそうな顔をしたので、達馬が、言った。
「志穂さん、眠たそうにしてるから、もう寝ましょう。」
「そうね。今日は、私も、達馬さんもいろんなことがあったから、寝ましょう。」と、言って、二人は、ベッドに入った。達馬は、ベッドに入ったが、なかなか寝付けなかった。寝息をたてている志穂の横で、達馬はもぞもぞ動いていた。それに気づいた志穂は「達馬さん、眠れないのですか?」
「あっ、ごめんなさい。起こしちゃって、なんだか、興奮しちゃって、眠れないんだ。」
「どこが、興奮してるの?」と、言って、志穂は、達馬の股間を触りだした。
実はこの夜、志穂は覚悟の上で達馬の部屋に来ていた。
自分が一番の年長者であり、何とかこの家庭で笑いあって暮らしたいと言う思い、そして共に同じ相手の妻になった妹達に幸せになってもらいたいと言う思い・・・そんな思いを胸に、志穂は決意を込め達馬の寝室に入り、彼とよく話し合って抱かれようと思っていたのだ。
薄手のネグリジェも紫の下着も、いずれ来る『その時』の為のもの・・・緊張と不安で心臓が壊れそうな程ドキドキしているが、達馬だって年下、自分が引っ張ってあげないといけないと心に決め、震える手で達馬の股間を撫でた。
「志穂さん・・・」
達馬の声も緊張で震えている。
お互いに初めてなので仕方の無い事ではあった。
志穂は緊張した顔を若干朱に染め、達馬をしっかりと抱き締めて言った。
「抱いて頂戴・・・達馬くん・・・」

「えっ、ど、どうすればいいのか、解らないよ。」
つい声に出してしまったものの、達馬も男だ。志穂さんにここまで言われて何もしないのでは男がすたる。


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