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強制結婚制度
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度 40

美隣は鈴木美隣といい志保が大学の頃に知り合った日本有数の鈴木財閥のご令嬢だ。資産は約100億以上と試算されている。また、世界各地にリゾート開発を行っており今泊まっているホテルも鈴木財閥が保有しているものだ。だから志保はタダでこのホテルに泊まっている。

美隣と達馬は直接の面識はないのだが、美隣の方は志保から、
「ほらほらこれが私の旦那様なの。かっこいいでしょう?」
としつこいくらい達馬の写真を自慢気に見せられていたので、達馬の顔は知っていた。
その写真を見て、美隣は一目惚れしてしまったのだった。

「でも…一人の男性が4人も妻を持つなんて聞いたことないわ。まさか鈴木財閥の力を使って…?」
気を取り直して志保は疑問を口にする。
それを美隣はあっさり否定する。
「違うわよぉ。いくら何でも自分の結婚にそんなことはしないわ。
4人妻を持つ人がそういないのは、それ程精力を持つ人がいないからでしょ。でも達馬君は4人以上妻を持っても平気な程の精力の持ち主らしいわよ。」
その言葉に志保達は(確かにすごいからなぁ…)
なんてことを思いながら達馬を見る。

達馬は今日だけで3人と既に10回はやっており妻達はぐったりしていた。
しかし、達馬だけはまだまだ大丈夫なようで天にも届かんとするかのような元気ぶりを発揮していた
そんな達馬と志穂達を微笑みながら見ていた美隣だが、ウインクしながら悪戯っ子のようにペロリと舌を出した。
「達馬君と結婚したって言うのは嘘よ……ちょっとからかっただけ」
ドカッとコケる4人。
「志穂奥手だったから心配で見に来たのよ……でも、幸せそうで安心したわ」
そんな美隣の言葉に、志穂は『もうっ!、悪戯が過ぎるわ!』と言って頬を膨らませながらもホッとした表情、珠希と美緒菜も同様の表情だった。
達馬に至っては、笑うしかなかった。

一方の美隣は、まだまだ悪戯のネタはあるぞと言わんばかりにニヤリと笑い達馬達を見渡す。

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