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強制結婚制度
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度 41

すると美燐は
「いや〜ほんとに楽しかったわ、日本に帰ったらまた遊びに行くからその時はよろしくね」
と言うと美燐は再びタクシーに乗り込みコテージを後にした。
「何だったの今のは…」「さあ…まるで嵐のようだね…」
美緒菜と達馬が言い珠希も頷く。
「まっ…まあ〜美燐さんはあの様な人だからみんな許してね」
と志穂は三人に謝っていた。

その後、四人の新婚旅行は楽しく刻が進み、四日間の予定を終えて日本に戻って来た。
そして二か月経ったある日、新たな出来事が起った。
「うっ…き…気持ち悪い…」
ある朝四人が朝食を取っていると、美緒菜が突然そう言うとトイレに駆け込んで行った。
他の三人は思った。

『遂に子供が出来た…』

まあ結婚してからほぼ毎日セックスをして中だしすればもうそろそろ子供が出来てもおかしくないと思っていたので四人は冷静にいられた。

そして美緒菜と念のため志穂と珠希も、産婦人科に確認を取りに行き医者から、
「御三方ともおめでとうごさいます」と言われた。
三人とも達馬の子供が産める事に志穂は喜びの涙を流し珠希と美緒菜は大喜びにはしゃいだ。
しかしこの後が大変だった。
一気に三人とも妊娠したこともあり、翌日から達馬と志穂達の母親二人が達馬達の家に泊まり込みを始め、父親二人と達馬は産後の準備を始める。
そんなこんなで一ヶ月経ったある日、医者から更に混乱に拍車をかけるような事を言われた。
「志穂さんと珠希さんのお子さんは供に双子です、美緒菜さんに到っては三つ子の可能性が極めて高いです」
一気に七人の子持ちになる達馬や志穂達と同じく七人の孫を持つ事になる達馬と志穂達の両親達はただ唖然とするばかりであった。
そんなこんなで準備に追われるある日、達馬達四人はリビングに囲んで少ない時間ながらくつろいでいた。
「ねぇ〜美緒菜の出産、大丈夫かな…」
いつもの美緒菜らしくない言葉を漏らす。
確かに十六歳ながらいきなり三つ子を身篭ったのだから不安にならない方がおかしいかもしれなかった。
「大丈夫だよ美緒菜、心配しなくてもきっと安産になるよ、その為にこの家に俺のお袋も一緒に居るんだから」
と達馬が言う、達馬の母親は元看護士だったので初産の志穂達をサポートしていた。
特に美緒菜には細心の注意をしていた。
「そうよ私や珠希も初産なのだからみんなで頑張ろうよね美緒菜」
「うん!そうだよ、美緒菜が暗い顔してたら家全体がなっちゃうよ」
志穂と珠希も自分にも言い聞かせる様に美緒菜を励ます。
その脇には達馬と志穂達の母親がにこやかに頷く。
みんなの励ましに美緒菜が「うん、ありがとう」と明るく頷いた。

こうして家事全体は達馬と志穂達の母親が手伝うなど家族全体で三人を支えていった。
こうして志穂達の出産を向かえた。


やはり最初は美緒菜から陣痛が始まった。

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