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強制結婚制度
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度 36

珠希は、満足している今でも バイブは 入れたままでいるのだ。バイブのスイッチを 僕が 押せばいつでも動き出すのだ
前を並んで歩く志穂と美緒菜に気づかれぬよう、珠希に不機嫌をぶつけられた達馬は、悪戯心にリモコンを弄る。
ビクンッと身体を震わせる珠希。さっきとうって変わって潤んだ目で達馬を見つめると、熱い吐息を吹きかける。
「あたし……達馬のモノだから………何でもしていいから……」
そっと達馬に寄り添う珠希は、もっとして欲しいとねだるように潤んだ目を向ける。
普段の勝ち気な所とこんな一面……だからどんな我が儘を言っても珠希が好きな達馬だった。

そんな二人をよそに前から楽しそうな声がする。
「ハワイだハワイだ、ねぇみんなでワイキキビーチに行こうよ。」
美緒菜が無邪気に言った、しかし珠希はお仕置きで上の空だし、達馬は珠希に気をとられていてあたふたした。
そしてなにより今回の新婚旅行は志穂が全てを仕切っていて、他の三人は全く知らされなかった。
「ふふふ…甘〜いわよ美緒菜、これから車てホノルルから離れるわよ」
三人は志穂の言葉に期待と僅かな不安を抱いて、志穂の予定どうりに車でホノルルを離れた。
「え〜〜、もの凄い山の中だよ?」「美緒菜は黙って乗ってなさい」「もうすぐだから……」
志穂が そう言うと 鬱蒼としていた木々から解放され 拓けた所へ出てきた。目の前にログハウスの一軒家が 見えてきた。その後ろに海が広がっていた。志穂は その家の前に車を止めた。

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