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強制結婚制度
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度 30

「だってぇ……朝から達馬くんの逞しいから……それに朝達馬くんに気持ちよく起きて貰うのが私の仕事だからぁ……」
だからって、朝からセックスは……そんな風に達馬は問いかけたかったが、そんな言葉は志穂の唇で塞がれてしまった。
「達馬くんは……私とのエッチ嫌い?」
「嫌いな訳、ないじゃないですか!……でもっ……」
そんな風に言われたらこうしか答えようがない。
「じゃあ、問題ないわね……ふふっ、今日も朝の搾りたてをたっぷり頂戴ねっ」
志穂はそう言って微笑み、腰の動きを再開したのだ。

「もう、志穂さんたら…」
達馬はそう呟きながらも満更でもない様子で、志穂の動きを合わすように腰を動かす。

夜の性生活では珠希の性欲と美緒菜の嫉妬心の為、達馬もセックスは二人中心になり志穂も三人のサポート役に回らざろうえなかった。
ただ志穂はそんな役どころを進んでやっており、達馬も志穂のおかげで身体の負担が減って助かっていた。
その為、志穂とのセックスは達馬を起こすついでと言う形で朝中心になり、結果として志穂は達馬の朝立ちチ〇ポを独占する事になった。
「達馬…く〜ん…す凄…い…」
「し志穂…さんの…おかげ…です…」
「あっ…いい…きょ…うも…おねが…い…」
達馬と志穂はフィニッシュにむかって激しく腰を動かす。
「あう…あ…あ…はあ…あ〜ん……」
「うっ…“ドピュ…ピュ……”」
志穂がイクと同時に達馬も達して白い液体を中に飛び放つ。

そして二人がセックスを終えた頃には珠希と美緒菜も目覚める、まあ隣りでセックスをしていれば否応でも起きてしまう。
そしてその度に
「お姉さん、ずるい」
「達馬さん、美緒菜も朝した〜い」
と言うのが毎朝の恒例となっていた。
2人の妹の声に志穂は達馬の頭を抱きしめるようにして、いやいやと首を振った。
「嫌よ、朝の達馬くんは渡さないんだからぁ……」
夜はサポートに徹するからこそ朝は譲らない……志穂だって性欲はあるし、達馬と楽しみたいのだ。
そんな姉を見て、まだエッチモードからは程遠い珠希が身を起こす。
「はい、美緒菜……シャワー浴びて朝ご飯の用意しようよ」
そう言って美緒菜の尻をペシリと叩く。
「んっ、もうっ、珠希お姉ちゃん!……」
お尻を叩かれた美緒菜は相当不満そうに身体を起こす。
そんな妹の手を珠希は取り、手を引きながら言った。
「時間は無限じゃないんだからほどほどにね……」
エッチモードでは際限なく求めてくる珠希も、普段はこんな風でそんな所を感じさせない。
普段のサバサバしたそっけなさ……このギャップも珠希の魅力と言えるかもしれない。
名残惜しそうに何度も振り返る美緒菜の手を引いて、珠希はスタスタと部屋から出ていく。

2人が出ていくのを確認した達馬は、頭の上で揺れるたわわな実りに手を伸ばした。
志穂からは鼻にかかったような甘い声が漏れる。

「志穂さん……」
達馬は続きをしようとしたが、志穂は人差し指を達馬の口にあてて、
「あん…駄目よ…達馬くん…そろそろ…学校に行く準備…しないと…私も我慢…してるんだから…」
と達馬をなだめた。
そして二人ともなくなくベットから起き上がり、浴場に向かった。
浴場から上がりリビングに行くと珠希と美緒菜が既に制服に着替えてみんなで食事を取るのを待っていた。
そして食事を終えると珠希は早めに学校に行くが、美緒菜は達馬が着替え終えるまで待って二人一緒に学校に行くのが最近の朝の流れとなっていた。

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