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強制結婚制度
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度 29

但し、嫉妬心の強い美緒菜は、姉達に対抗して積極的にエッチを求める事もあるが、基本は達馬に可愛がられるのが一番なのである。
特に丹念に愛撫されるのが好きで、しつこいぐらいの愛撫で何回か絶頂を迎えないと本番に移りたがらない。
まあ、愛撫に身悶える美緒菜が可愛すぎて、達馬もついつい愛撫が丹念になるので、それはそれでいのかもしれない。
そんな美緒菜は、達馬にとって『可愛らしくてエッチな妹』と言う存在になってきた。



次女の珠希は、かなり打ち解けてきた。
敵対的な感情は消え、普段の生活から学校でも友達同士のように話せるようになり、本来のサバサバした性格から、達馬も気兼ねなく話せる相手になったのだ。
今では冗談すら言い合えるようになり、その付き合いは同性同士の友人のようで、周囲もこの色気の無いカップルに呆れるやら感心するやらであった。
しかし、いくら打ち解けても珠希の性格は難しい。
構わないと不機嫌になるし、構いすぎるとこれまた不機嫌となる。
だが、機嫌の良い時の笑顔は最高で、達馬もその笑顔でついつい許してしまうのだ。

ところが、エッチになると話が違う。
相変わらずキスは駄目で、達馬に『好き』とは絶対言わない珠希だが、とかくエッチの求め方は三姉妹の中でも一番積極的である。
最初は心のわだかまりを乗り越える為のエッチだったのが・・・何時の間にか達馬とのエッチにハマり込んでしまい、達馬とエッチする事が大好きになってしまっていた。
学校て普通に会話していたら、いきなり耳元で『シよ・・・』と言ってきて学校の休憩室でエッチしたり・・・帰り道で求めてきて、玄関につくなりエッチ・・・そんな事もあった。

性欲が暴走したような珠希は、学校や家で日に5、6回は求めてきて、少しでも達馬が嫌がる素振りを見せると途端に不機嫌になり、家だと目に涙を溜めながら『もういいわよ!』と怒鳴って部屋に引き込むのだ。
その後、部屋ではかなり激しいオナニー・・・激しい喘ぎ声と共に泣き声が部屋から漏れ、そんないたたまれない様子に達馬が平謝りするのだが、珠希はなかなか機嫌を直さないのであった。
だから、珠希の暴走気味のエッチにも達馬も付き合うしかないのだ。


そんな珠希のエッチは、直線的で、動物的ですらある。
どうやら愛撫されるのが嫌いで、ちょっとしつこく触ると、怒って噛みついたり蹴ったりしてくる。
兎に角、即本番・・・珠希が求めてくると、既に珠希は潤んでいるので即入れて欲しがるのだ。
そして、美緒菜と正反対に、優しくされるより激しくされる方がいいようで、自らも激しく動くのだ。
体力を使い果たすようなエッチの後に見せる至福の表情・・・どんなに厄介な珠希でも、その表情を見れば達馬は報われたような気持ちになれた。
こんな難儀で厄介な珠希だが・・・難儀で厄介である程、珠希に惹かれていくのを感じる達馬であった。

そして、そんな3人の妻達との生活が・・・兎に角楽しくて幸せに感じている達馬であったのだ。




……そして、金曜日。
この金曜日の晩に4人は新婚旅行に出るのである。
その朝……その朝も達馬は、ねっとりした快感で目が覚めた。
うっすらと目を開けると、顔の真上でブルンブルンと揺れる巨大な膨らみ。圧倒的な存在感で揺れる双丘は……志穂のものである。
その上を見上げると、快楽に頬を染め、唇からは熱い吐息、美しい顔を欲情にまみれさせた志穂の顔があった。
達馬の視線に気付き視線を下にやる志穂……欲情に染まりきった目に優しい光が宿り、慈愛の笑顔を達馬に向けた。
「んはぁ……おはよ、達馬くん……」
「おはよう、志穂さん……きょ、今日もですかっ!……」
だんだんはっきりする頭で状況を整理する達馬。
つまり……志穂が自分の朝立ちぺ○スを飲み込み、腰を振っていた訳である。

先週の日曜日から、ダブルベットを2つ繋いだベットを部屋に置いたベットルームで4人共寝ている。
勿論、昨日も寝る前に楽しんだので全員裸、横ではまだ珠希と美緒菜が寝息をたてていた。
そんな中、毎朝達馬を起こすのに、志穂はこうやっていた訳であるのだが……
志穂は達馬の問いに、慈愛と淫靡さを混ぜ合わせた笑顔を見せた。

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