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強制結婚制度
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度 27

「達馬くん。今日は珠希からお願いがあるんだって」
そう言って二人は珠希を一歩前に押し出す。珠希はそわそわしながら目を泳がせている。
「お、お姉ちゃん・・・」
「こうでもしないと素直にならないでしょ?ちゃんと言えるまで出ていかないわよ!」
微笑みながら珠希に先を促す。

「・・・昨日は、あんなだったでしょ?それで・・・」
珠希にしては珍しく、顔を赤らめてもじもじしている。

ついに見るに見かねた姉が、珠希の肩に手を置いて助け舟をだした。
「だから今日はちゃんと抱いてほしいんですって」
「・・・え?」
昨日とは打って変わった意外な事態に頭が回らない。
「あたしのことは平気よ?今日中といってもまだまだ時間あるし、二人の邪魔はしないわ。でも終わったら呼びに来てね?」
言うだけ言って、笑みを崩さぬまま二人は部屋を出て行った。
「待って!・・・一緒にいてっ!」
出ていきかけた志穂と美緒菜を珠希は止める。
「分かったわ・・・一緒にいてあげるから、頑張るのよ」
志穂はそう言って微笑むと、美緒菜と共にベットの脇に陣取ったのだ。

「ほら、珠希お姉ちゃん!」
美緒菜は姉をベッドへ引き寄せ、達馬の前へと押し出した。
「達馬さんもそんなに緊張しなくてもいいのよ?お風呂みたいにみんなで言い寄ったりはしないから」
志穂は微笑みながらそう言った。

珠希は達馬の手を握り、静かに目を閉じた。
それを見て、達馬はついに決心したのか、珠希の髪をなで、その唇にそっと口づけた。
キスしようと顔を近付けた瞬間、珠希はギュッと目を瞑り顔を背けてしまう。
「……ごめん……まだ完全に決心がつかないの……キスは許して……」
達馬はそんな珠希の髪を優しく撫で、頬に軽くキスをした。
「無理矢理ってのは、あんま気分のいいもんじゃないからな……珠希が納得するまでしないよ」
そんな達馬の笑顔に、珠希は少しばかり救われた表情になった。
そんな2人を見ていた志穂と美緒菜……珠希のバスローブの帯を解き、襟を持って大きく開いた。
「は〜い、ご開帳〜」
美緒菜のそんな声と共にバスローブが大きくはだけられる。
白の大人びた下着に身を包む珠希。珠希の健康的で美しい肢体には白の下着がよく映えた。
「綺麗だ……」
達馬の口からは、掛け値無しの本音が思わず漏れてしまう。
「……あんまり……見ないで……」
恥じらう珠希の姿は、見慣れぬだけに達馬は新鮮さを感じていた。

「珠希…始めるよ…」
「ううん…お願い…達馬…」
達馬は珠希のブラジャーを外し両手で揉み始める。
「う…うん…あっ…」
珠希も始めの頃はそんなでもなかったが達馬の優しく丁寧な愛撫に、次第に心のわだかまりが解れ身体は感じ始めていた。
達馬は左手を胸から珠希のパンティーに忍ばせ珠希の股間を弄り始めた。
「ん…あう…いい…いいあん…」
珠希は徐々に快感が強くなり股間の湿り気も多くなっていく。
達馬はパンティーを脱がすと、「じゃ…いくよ。」と言い珠希も頷いた。
達馬は体勢を変え、優しく入れ始めた。

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