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強制結婚制度
官能リレー小説 - その他

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強制結婚制度 24

「ねぇ、珠希は達馬君を好きになれそう?」といきなり志穂は珠希に聞いた
ストレートな姉に少々驚くが、少し間をおいて答える。
「・・・良いやつなのは認める」
しかし、その返答は短く核心に触れないものでしかない。
「お姉ちゃんと美緒菜・・・一緒だから・・・姉妹の関係は壊したくない・・・でも、まだ納得できない部分もあるから・・・」
率直な言葉、志穂は無言で珠希の言葉を聞く。
「でも・・・吹っ切ろうと思う・・・そうしないと前に進まないから・・・」
静かに語るのは珠希の決意・・・その表情は微笑みさせ浮かべていたのだ。
「ありがとう、お姉ちゃん・・・無理しない程度に楽しくやるわ」



その後、合流時間・・・
志穂と現れた珠希は、意外とすっきりした表情をしていた。
「志穂さん、どんな話したんですか?」
「大した話していないわ・・・ただ、吹っ切れたみたいよ」
食事に向かう時、達馬が志穂に聞くと、志穂からそんな答えが帰ってきた。
前を歩く美緒菜と珠希は楽しそうに話しているが、その様子に無理している感は無く、志穂と達馬は顔を見合わせて安堵したのだ。


「次はね・・・水着と下着、3人共行くけど・・・達馬さんもついてきてよね」
広場でのお弁当が終わった後、美緒菜が達馬の手を引っ張ってそんな事を言う。
水着は兎も角、下着は男にとって禁断の園である・・・達馬は顔を赤らめながら志穂を見るが、志穂の微笑みは拒否する事を許していない。
たまらず珠希を見た達馬だが・・・
「達馬は、あたし達の旦那なんだから当然でしょ」
意外とも珠希もそう言って達馬が逃げる事を許さなかった。

「ねーえ、美緒菜これにしようと思うんだけど・・・」
「ふふ、じゃあ私はこれにするわ・・・」
「2人共勝負するねぇ・・・じゃあ、あたしはこれ」
わいわいと楽しそうに笑いながら水着を選ぶ3人。

そして、達馬の方を見て志穂か聞く。
「どうかしら達馬くん・・・ちょっと見て」
美緒菜が差し出したのはシンプルな黄色のビキニ。しかし、上下共に紐で留めるタイプで、特に下の布地の少ない。
童顔て可憐な美緒菜からは考えられない大胆さに達馬はびっくりする。
「かなり大胆じゃない・・・」
「うん、そだよ」
驚く達馬に平然と頷く美緒菜。
そして、志穂のは黒のワンピース。胸元は大きく開き、股はかなりのハイレグ、お尻の辺りの布地も少ない。
清楚な大人の志穂からは考えられない大胆さだ。

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