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やって来たワン娘!
官能リレー小説 - その他

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やって来たワン娘! 11

「ふぁ〜・・・」
「今日は何時にも増してダルそうだな康哉」
「ん、まあね・・・」
何せリリナが家に来てからというもの、毎日エッチしほうだい。
今日も朝から近所の公園の片隅で、五回も盛ってしまった。
とはいえ犯りたい盛りとはいえ、こんな無茶をすれば、当然他に皺寄せが来るのが道理。
おかげでここしばらく俺にとっての学校は、勉強ではなく熱い夜に向けて少しでも体力回復を図る為に昼寝するだけの場所と化していた。
「ま、理由はあえて聴かないけどな。それより聴いたか?どうやらこのクラスに転校生が来るんだってよ」
「転校生?」
「ああ、おまけに聴いた話じゃ外人で、その上大層な美人だってよ!」
「悪いけど興味無い・・・それより寝かせてくれ・・・」
「ちッ!お前近頃ノリ悪いな。前はこの手の話にはすぐ食いついたってのによ」
確かに以前の俺ならこの手の話には目の色を変えて食いついただろう。
思春期の男子生徒にとって、女の話は最大の娯楽である。
特にクラスに転校生の女の子(おまけに美人の外国人)が来るというのは、北の某国が核実験しただの、中東の某国でまたテロが起っただのという下らない話とは比較に成らないほどの重大なニュースなのだ。
(もっとも、今の俺にとってはどうでも良いことだ)
その転校生がどれほどの美少女でも、リリナ以上という事はまず有り得ない。
否、例えその転校生がリリナより可愛くても俺が惑わされる事は無いだろう。
真の愛の前には容貌など風の前の塵に同じ。喩え美の女神アフロディーテに「お前に世界一の美女を与えてやろう」と言われても、俺は何の迷いも無くリリナを選ぶだろう。
(何しろ俺とリリナは相思相愛の恋人同士だからな!)
俺は目の前の級友に優越感を抱き、真実の愛を知らぬこの男に、哀れみさえ感じていた。
「オイそこ!もうホームルーム始まるぞ!くっちゃべってないで席に着け!」
「は〜い」
「さて、もう噂になっとるようだが、転校生を紹介する!・・・入ってきなさい」
「はい!失礼します!」
「「「「「ほ〜・・・・」」」」」
担任に促され、転校生が教室に入ってくると同時に、クラス中の生徒から溜息が漏れる。
まず目を引くのは、腰まである豊かなプラチナブロンドの髪だ。
プラチナブロンドといっても色々有るが、彼女の髪は文字通りの銀色で、教室の窓から差し込んでくる明かりを反射し、キラキラと輝いている。
肌はまるで雪のように白く細やかで、瞳は泉のように青く、唇は紅を引いたように赤く、顔立ちは人形のように整っていた。
年齢よりも幼くさえ見える容貌とは裏腹に、彼女の肉体はボン!キュッ!バン!という擬音が聞こえてきそうなほどメリハリがついており、特に胸の大きさは巨乳を通り越して爆乳と呼ぶべきレベルに達している。
「東欧からこの学校に留学してきたリリナ・イシュヴァルスさんだ。皆仲良くしてあげるように」
「リリナ・イシュヴァルスです。皆さんよろしくお願いします」




「・・・え?・・・・・・・・・ええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」

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