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龍の一族
官能リレー小説 - その他

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龍の一族 5

(お…女の子がこんなに堂々とオナニー話をするなんて…)
さすがに和人は疑問に思った。
桃花は性に関する知識が無さ過ぎる。
この世界には学校など無いだろう。
…という事は、そういう知識を学ぶのは…。
「と…桃花、君は村の大人達に聞いた事は無いの?男と女の体の違いとか…子供の作り方とか…」
「うん、そういう話は親が子供に教える事なの…私の“おとう”は三年前に戦で死んじゃったし“おかあ”も去年、流行り病で…」
「そうだったのか…」
桃花の意外な悲しい過去に和人は思わず口をつぐみそうになる。
だが、それはそれとして彼女に正しい知識を教えてやらねばならないという妙な使命感に和人は燃えた。
「桃花?その話はあまり他人には言ってはいけないよ」
「え?どうして?」
彼女に自分のモノを握られている状態で和人はそう桃花に忠告する。
しかし、思った通り彼女は彼のモノを握ったまま上目遣いでコテンと首を傾げる。その反応がなんとも可愛い物なので彼の中の雄が暴れまわっているが和人はソレを根性で押さえつける。
「さっき君が言った事は、自分の中で秘密にしなくちゃいけないんだ。もし、外で君がさっきの事を言ったら桃花、君は1人ぼっちになっちゃうんだよ?」
少しと言うか、かなりズレた説明だが“1人ぼっち”という単語を聞いて泣きそうな顔をしながら首を縦に振った。
「う、うん。わ・・・分かった。ヒック、うぅ・・・誰にも言わない」
「あ、ゴメン。僕は君を1人ぼっちにはさせないから泣かないで。でも、さっき言った事は分かっただろ?」
泣きそうな彼女の頭を優しく撫でる和人。すると泣き顔から一変、気持ちいい顔でもっと、と言う風に頭を押し付けて来る。そんな彼女に彼は苦笑しながら答えて上げた。
「それから・・うあっ」
「へ?どうしたの?」
他にも何か言いそうになった和人だったが、突然情けない声を上げた。

「へ、平気だからね・・・?うぅっ!?」
「本当!?もしかして何処か痛いの!!?」
声を上げたことにより不思議半分不安半分な表情で見上げる桃花を安心させようとした瞬間またもや彼は情けない声を上げた。しかもその声には若干歓喜の色も混じっている。
そんな彼に不安を覚えたのか彼に詰め寄る桃花。しかし、彼女のこの行動が彼にとって決定打となった。
「くぅぅ!!出る!!」
「へ?何が・・・って、きゃっ!」
先ほどから握られていた彼の剛直から噴水の如く精液が噴射された。実は、和人の剛直を握っていた桃花は知らず知らずの内にその握って手をグニグニと揉みこんでいたのである。
そんな些細な愛撫とも言えない行為は童貞である彼にとってまさに十分すぎる刺激であった。さらに、彼に詰め寄った時、体と一緒に手まで動いたのだ。それが彼の我慢に終止符となったのだろう。

ーービュルルルルルルッッ!!ビュクッビュククッ!!
「きゃあぁぁ!!な、何コレ!!?あ、熱!!」
「うおぉぉぉぉぉ!!!!」
初めて感じる女性の手の感触に、彼の超根は怒涛の勢いで溜まっていた精子を吐き出し続ける。
その勢いは、凄まじく桃花の顔、頭、首や胸を白く染め上げるほどである。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・あぁ・・・」
「はぁ、はぁ・・・ん、何これ?変なにおい・・・」
突然の射精から数分、あらかた出し尽くしたのか彼のモノは若干固さを失ったのか、デロンと垂れ下がっている。
そして、初めて女性の手で射精した和人の表情はまさに絶望の一言に尽きた。
幾ら突然とは言え、女性の前でしかも居候させてもらっている本人に向かって精子を大量にかけたのだ。
激怒して追い出されることが目に見えている。

だが・・・。

「ねぇ!今の何!?教えて!、何でコレ握っただけでああなるの!?」
好奇心に瞳を輝かせながら和人に尋ねる桃花。
「はぁ…はぁ…」
それに対して和人は何も答えない。
彼はもう理性の限界だった。
股間の肉棒は再び硬さを取り戻してビンッと天を指している。
「ねぇ、和人くん!どうして黙ってるの?何か言ってよぉ〜、和人くん!」
そんな和人に桃花は立ち上がって彼の両肩を掴み、ゆさゆさと揺すった。
「…う…あ…」
ちょうど風呂の縁に腰掛けた和人には、目の前で桃花の巨乳がゆさゆさと揺れている。
少し下に目をやると、広がった腰幅、程良くお肉の付いた柔らかそうなお腹に黒々と茂った陰毛、そこから伸びる二本のむちむちの太もも…。
プチッ
和人の中で理性が弾け飛んだ。
「桃花ぁ!」
気付いたら和人は自らも立ち上がり、桃花の躰を抱き締めて口付けしていた。
「…!?んん〜!!ん〜!」
一瞬、桃花は目を真ん丸に見開いて立ち尽くすも、すぐに気付いて和人から離れようと、身を捩って抵抗し始めた。

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