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龍の一族
官能リレー小説 - その他

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龍の一族 12

「…あ…あっ…あっ…あっ!…あぁん!…」
腰を上下させ、それに合わせて喘ぎ始める日向。
「はぁ…はぁ…和人殿の男根…私の感じる所にちょうど当たる…これは良い…あっ!…あん!…あぁん!…」
「はぁ…はぁ…日向さんのオマ○コ…気持ち良いです…」
ひたすらにキツく締め付けてくる桃花の膣とは違い、日向の膣内はグネグネと生き物のように動き、和人の肉棒を時にはヤワヤワと優しく、時にはギュウッとキツく締め付ける。
人を斬る度に男が欲しくなると言っていた事から、おそらく今まで数多く男の肉棒をくわえ込んで来たのだろう…。
ズバリ言って良い意味で“ほぐれた”膣穴であった。
膣だけではない。
和人の眼前では見事なまでの爆乳…いや超乳(おそらくQカップはあろうか)が日向の腰の動きに合わせてブルンブルンと暴れまわっている。
和人は両手を伸ばしてその二つの乳房をワシ掴みにした。
「んん…っ!!?」
日向がビクッと体を震わせる。
これだけのデカさにも関わらず乳の感度は良いと見える。
やや垂れ気味だが張りは良く弾力もあり、握れば掌に吸い付くように押し返して来る。
和人は乳首を摘んでイジってやった。
「あっ…あぁん!?か…和人殿ぉ!?そのように乳を揉まれては…あっ!あん!…ま…待て!いったん止め……あぁぁ〜ん!?」
巨大な乳房の大きさに似つかわしく大きめの乳頭はすぐにビンビンに勃起した。
「フフ…日向さん、あんあん言っちゃって…可愛いですね…日向さんは乳首が弱点だったんだ…」
「はぁ…はぁ…か…和人殿のようにぃ…あっ!…手先を駆使して…私を責めて来る男はぁ…あん!…は…初めてだ…あぁ!あぁん!…」
実は日向、男性経験は豊富だが、その主な相手は粗野で武骨な武人達…。
前戯もそこそこに挿入したらイくまでひたすら腰を振りまくって乱暴に犯す彼らと違い、優しい(イヤらしい)手付きで性感帯を的確に刺激して来る和人のような男は珍しかった。
オマケに彼の肉棒は彼女の膣内で感じるポイントに絶妙にフィットするサイズだというからまた堪らない…。
そうこうしている内に和人は絶頂が近付いて来たのを感じた。
「はぁ…はぁ…日向さん!俺、そろそろイきそうです!」
「あっ!あっ!あっ!…構わんぞ和人殿!私の事は気にせず膣(なか)に出すが良い!」
「イ…イきます!出します!あぁ…っ!!」
…ビュクッ!ビュクッ!ビュクッ!…ドビュルルルルルルルルル…ッ!!!
「あぁ…和人殿ぉ…そなたの子種がたっぷり詰まった孕み汁が今、私の胎(はら)の中にドプドプと注ぎ込まれているぞぉ…」
日向はウットリとした表情で膣内射精を受け止めていた…。

「ふぅ…そなたとの交合(まぐわ)いがあまりにも良かったので思わず中出しを許してしまったぞ…こんな事、普段ならまず無いのだがなぁ…」
交わりを終えて腰を上げて立ち上がりながら日向は言った。
彼女の膣穴からポタポタと精液が溢れ出している。
少しずつ冷静さが戻って来た和人は恐る恐る日向に尋ねた。
「それは男として光栄ですが…あの、今更だけど中に出しちゃって良かったんですか…?」
「なあに、構う事は無い。赤子など滅多に出来る物ではないしな。もし出来たとしてもそなたに迷惑は掛けぬゆえ気にするな…ハッハッハッ」
(ちょ…超楽観的…)
普通なら焦る所を朗らかに笑い飛ばす日向に、和人は半ば感心し、半ば呆れた。
そんな彼に日向は言う。
「…それにな、私はそなたの子ならば産んでやっても良いと少し思うのだ。強い男子(おのこ)の子を孕みたいと願うのは女子(おなご)の本能だからなぁ…。そなたと私の子ならば三国一の武人となるやも知れん…」
「えぇ…っ!!?」
「おいおい、冗談だ冗談…そんなに驚くヤツがあるか……というか、そなた…」
日向は和人の股間に視線を落とした。
そこは二回の射精にも関わらず、萎えるという事を知らないかのように元気良く勃起していた。
「…呆れたぞ。いま二度も精を放ったというのに全く萎える気配を見せんとは…そなたの性欲は底無しか?」
「ひ…日向さんが“産む”とか“孕む”とか言うからですよ…!」
「ほほう…面白い。どうやらそなた、本気でこの私を孕ませる気らしいな…?」
「どうしてそうなっちゃうの!?」
「御託は良い。ヤるのか?ヤらんのか?ヤるというなら付き合うぞ?」
「…ヤります」
「うむ、素直でよろしい」
結局、この夜は明け方までヤり通したのだった…。


そして村を出て三日後、和人と日向は国府のある街に着いた。
「さぁさぁ!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」
「お安くしときますよぉ〜!」
「あ〜ら素敵なお兄さぁん♪ウチで遊んでかなぁ〜い?」
街は堀と城壁に囲まれていて、中は活気に満ちていた。
街道沿いにあるため市場に商人達が集まり、この地方の交易の拠点になっているという。
街の中心には更に堀と城壁で隔てられた区画があり、兵士達によって守られていた。
「和人殿、あそこが国府だ」
「つまり県庁ね…」
「そのケンチョウ…という組織がどのような物なのかは知らぬが、国府は地方の行政府であると共に軍の駐屯地でもあり、罪人への裁きも行う」
「じゃあ県庁と裁判所と自衛隊の基地が全部一緒になっているような物か…。そのトップの国司ってのはよっぽどエラい人なんだろうな…」
「いや、国司は高位の貴族の子弟で都から任期付きで派遣されて来ただけのボンクラ…もとい、特別に武や才や智に長けている訳ではない普通のお方だ。今の国司様も政(まつりごと)よりも任期を終えて都に帰る時の事ばかり考えておられる…」

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