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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部
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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 73

静は訪れてきた水月から二人の娘を預かる旨を伝えられた。

「狼鬼様には迷惑を掛けてすいません」

「別に良いのよ。それより余り次女が長女の事を気に掛けていたわよ」

「後で瑞穂に伝えておきます」

「そうして。それじゃ私は帰るわ」

水月はそれだけ言って戻って行った。

水月を見送った静は寝室へと戻った。

ベッドには瑞穂が寝ている。

合計で20回ほど瑞穂を達させた。

色々な体型をさせては、全て中に体液を注いでやった。

その事もありシーツは汚れ切っている。

その中で眠る瑞穂だが、美しく見えてしまう。

何度も達しさせられた事もあり、瑞穂は泥のように眠り起きない。

「瑞穂。理緒が心配していたわよ」

寝ている瑞穂に伝える静。

しかし、瑞穂は寝て知らない。

瑞穂に口付けを落として静はシャワー室へと消えた。

場所は変わり、狸では帰って来た水月と理緒、朱美、狼鬼の4人で夕食を食べていた。

傍から見れば歳の離れた夫婦と姉妹に見える。

朱美は狼鬼の膝の上に座り、食事をしている。

それを理緒は窘めたが、狼鬼は構わないと言ってやらせている。

「おじちゃんって母上の友達なの?」

「あぁ。君の母上も君位の歳には似たような事をしていたさ」

狼鬼は白米を食べながら朱美に昔話を語り聞かせた。

食事が終わると水月が二人を連れて風呂へと連れて行った。

一人になった狼鬼は酒を飲み始めた。

『瑞穂は暫く鬼門堂で暮らす、か。後を継がせる積りだな』

瑞穂は長女で不器用だが、自分の後を告げると静は言っていた。

きっと鬼門堂なども継がせるのだろう。

『まぁ、あの娘なら何とかなるだろうな』

だが、理緒と朱美はどうするのか気になった。

静は考えると、一直線に行く癖がある。

だから瑞穂を後継ぎには決めたが、二人をどうするかは決めてない事だろう。

『今度、訊いてみるか』

狼鬼は酒を飲みながら思った。

酒を飲んでいる内に水月達が戻ってきた。

「お先に湯を頂きました」

「それじゃ入るか」

狼鬼は立ち上がり部屋を出て行った。

「さぁ、貴方達は寝ましょうね?」

水月は布団を敷いた。

「おじちゃんと寝るから起きてる」

朱美は狼鬼を待つと言って、駄々を捏ねた。

「朱美。困らせては駄目よ」

理緒が窘めたが朱美は結局、狼鬼が上がるまで起き続けた。

「おじちゃんの布団、温かい」

朱美は狼鬼の布団の中に入り抱き付いている。

「そうかそうか。それは良かった」

狼鬼は微笑みながら朱美を抱き締めている。

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