侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 65
「私は貴方の作って下さった薬で助かりました。例え妖しでも、私は貴方を嫌いません」
静の言葉に狼鬼は子供のように笑った。
「ありがとう。やはり君は、優しいな」
そう言って幼い頃にやってくれたように頭を撫でてくれた。
両親が厳格で幼い頃は良く甘えられずに泣いていたが、狼鬼は優しくて甘えさせてくれた。
幼い頃を思い出したのか静は、狼鬼に抱き付いた。
狼鬼はそれを抱き止めた。
その横で水月は嫉妬交じりの顔をしながらも、夫であり主人の男が幸せならそれで良いと思った。
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静は朝、下から来る快楽で目を覚ました。
目を開けて布団を捲ると、瑞穂が静の猛りを扱いていた。
「母上の・・・熱くて、美味しいです」
瑞穂は一度、猛りを口から離して静を見て笑った。
そして尻を振りながら猛りを銜え直し扱い直した。
『主が戻って寝てから少しして来たのだ』
マーズが頭の中で混乱する静に説明をした。
あれから静は狼鬼に抱かれた上でマーズに貫かれた。
そのお返しとばかりにマーズを貫き、水月も一緒に貫いて狼鬼を楽しませた。
まさに大乱交とも言える事をやってのけた。
帰ったのが午前4時と遅めで直ぐに寝た。
それから暫くして瑞穂が来たらしい。
マーズとしては寝ている静を起こすのは忍びないと思い、猛りを出して好きなようにさせたらしい。
静は納得しながらも瑞穂の扱きにやられそうになった。
瑞穂は静の猛りを口で扱きながら、両手で猛りを握った。
舌が、猛りの口を丹念に舐め上げている。
「ずい、ほ・・・・・うっく・・・・・・」
静は猛りを膨張させ、身体を浮かせた。
「んぶっ」
瑞穂の口が膨らんだ。
静は猛りから体液が発射されるのを感じた。
瑞穂は懸命に喉を動かし、体液を余さず飲み干した。
「・・・・ぷはっ。母上の・・・美味しい」
猛りから口を離した瑞穂は静の胸に抱き付いた。
「母上、瑞穂は母上の物ですよ」
昨夜、静に誓った事を言った。
瑞穂は、これからも母上の物だと。
それを改めて言いたかったのかもしれない。
「可愛い子ね」
静は瑞穂に口付けを落としながらも、叱る事を忘れなかった。
「だけど、勝手にオイタをしては駄目じゃない」
「でも、母上の猛りが、忘れなくて・・・・・・」
「それでも駄目よ。今度からは我慢しなさい」
瑞穂は落ち込みながらも頷いた。
静はそれを確認して猛りを消した。