侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 56
『そうだな。では、目を瞑り行きたい場所を思い浮かべろ』
そうすれば行ける、と静に説明した。
静は、何処に行くか考えた。
フェシリアの所か夕霧の所か・・・・・・・・・
考えた末にフェシリアの所へ行く事にした。
思えば、フェシリアとは会っていない。
会ってまた快楽を貪り合いたかった。
目を瞑り、フェシリアの場所に行きたいと念じた。
すると、目の前にフェシリアが居た。
「シ、シズカっ」
フェシリアは突然、目の前に現れた静に驚きの声を上げた。
「久し振りね。フェシリア」
静は恍惚の笑みを浮かべた。
辺りを見れば、フェシリアの部屋だと解かった。
「ねぇ、フェシリア。久し振りに会って悪いんだけど、私と交わりましょう」
静の言葉にフェシリアは一にも二にも無く頷いた。
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フェシリアは、静に貫かれて喘ぎ声を上げていた。
「あっ、あっ、あっん!!し、シズカの肉棒が・・・・・2本で、私の穴を貫いて・・・あああんっ!!」
静は猛り2本を出して、フェシリアを貫いている。
突然、出した2本の猛りにフェシリアは驚いたが直ぐに扱き始めた。
一度目は口の中に出して、今は2回目だ。
あの棒以外にも別に交わろうと構わない。
ただ、女にしか興味が無いフェシリアには静が肉棒を見せた事で、棒以外に貫かれる事に歓びを感じた。
「貴方の・・・中は、きついわ。ああ、ああん、ああん」
静も初めて、女の秘所に猛りを入れた事に興奮した。
それと同時に締め付けが厳しい事に悪戦苦闘しながらも腰を動かす。
「ああ、駄目っ。で、出るわ!!出すわ!?」
静が最後の突きを掛けた。
「ああ、良いわ。中に・・・・・・出して、中に出して!!」
二人同時に果てた。
静は、ビクビクっと痙攣しながらフェシリアの中に熱い体液を注ぎ続けた。
フェシリアは動かずにそれを受け止め続けた。
やがて二人は同時に意識を手放した。
静は目を覚ました。
フェシリアの寝顔が間近にある。
可愛い寝顔と笑いながら口付けをして立ち上がった。
『どうかしたのか?』
マーズの声がした。
「他にも行く所があるの」
『また女か?』
「えぇ。そうよ」
『その者も主と関係があるのか?』
「身体の事なら、微妙ね」
『そうか。まぁ良い。行こうか』
「えぇ」
素直に答えて意識を集中させて消えた。
残されたのは寝ているフェシリアだけだった。