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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部
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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 49

心底、外に出たいと静には聞こえた。

「所で、貴方。上の洞窟で誰か住んでいた事を知っている?」

『上の洞窟?ああ、あの男か』

マーズは思い出したように喋り出した。

その男もここに来たが、鎧しかない事に落胆して直ぐに出て行ったと話した。

『その男がどうかしたのか?』

「日記が書いてあって読んだの。どうやら私以外にも居たんだって思ったわ」

『なるほど。で、なぜ胸が丸見えなのだ?』

静は素直に話した。

『なるほど。それは災難だったな』

「まったくよ。これしか無かったのに」
静は愚痴を零しながら肩を竦めた。

『まぁ仕方あるまい。所で静よ。主は旅をこれからも続けるのだろ?』

「それはそうよ。何時までもここに留まる気は無いもの」

『提案がある』

「提案?」

『提案と言うよりは頼みと言った方が正しいかもしれんな』

我を連れて行ってくれ、とマーズは言った。

『我はここを出たい。しかし、生憎とこの姿のままでは動けんのだ。だから主に使われる事で外に出たい』

「私に何の得があるの?」

『主は、どうやって性欲を抑えているのだ?』

「自慰よ」

恥ずかし気もなく静は言った。

『それでは渇きも治まるまい。我を使役すればそのような目には合わんぞ?』

「確か、変化できるんだったわね?」

『そうだ。男にでも女にでもなれる。猛りもそれなりに立派だ』

「それじゃ、試しにここで変化して」

『了解した』

光がマーズを包んだ。

そして目を開けると、金髪の男が立っていた。

服は着ておらず、全裸だった。

猛りが見事なまでに膨張している。

「・・・立派ね」

静は熱い視線を猛りに移した。
『試しに抱いてみるか?』

マーズの声より先に静は動いていた。

両膝を付いて、マーズの猛りを握る。

「大きいわね。おまけに球まで立派ね」

静は右手で猛りを扱きながら左手で球を撫でた。

『随分と慣れておるな』

「んっ・・・・・・」

静は球に口付けしながら舌で舐めた。

猛りを手で上下に扱く。

マーズはそれを黙って見ていた。

『ああ、美味しい。こんなに美味しいなんて』

静は球を舐め、口に含み猛りを扱く。

しかし、猛りからは一向に汁が出ない。
業を煮やした静は胸で猛りを挟み、口に含んで扱き出した。

マーズは黙って見ながらも静の髪を撫でた。

『久し振りに女を抱くが中々の腕前だな』

マーズの声は先ほどと変わらず均等だった。

逆にそれが静には我慢できなかった。

あまりに余裕がある態度だった。

汁も出ないため喉を潤せない。

「汁を出してよ」

『どれ位だ?』

「たくさん」

『では、口を開け』

静は言われた通りに口を開いた。

すると大量の汁が静の口に入る。

それを飲むと酒を飲んだ気分になった。

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