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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部
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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 38

「大丈夫よ。これからとても気持ち良い事をするだけだから」

静は濡れた肢体で朱美を抱き上げた。

朱美は冷たい母親に、まるで今の母親のように重ねられた。

逃げようとしても大人の力に勝てる訳ではない。

そのため静の自室に連れて行かれた。

姉に助けを求めたくても、二人の姿が見えないからどうしようもない。

その姉二人は、土蔵で獣のように互いに貪り合っている事など知る由もない。

そして、これから自分も母親に貪られると言う事も。

自室へと着いた静は襖を閉めて、敷いてある布団に朱美を降ろした。


「朱美・・・・・」

静は、荒い息を吐きながら濡れた着物を結んでいた帯を右手で解いた。

畳の上に水で重くなった着物の落ちる音がした。

一糸纏わない身体が、朱美の瞳に入った。

朱美は、改めて母親の身体が素晴らしい身体だと思い知らされた。

友人から言われた事がある。

『朱美ちゃんの母上って綺麗だよね』

確かに同年代の母親に比べれば綺麗だと思う。

それも剣術で培った物だと朱美は思った。

現実逃避かもしれない。

静は裸体を惜し気もなく朱美に見せて、秘所を右手の人差指と中指で押し開いた。

「ここから貴方達は出たのよ」

「そこから・・・・・・・・」

朱美はどうやって、あんな小さな場所から自分達が出たのかと疑問に思った。

「それが女の身体よ」

触ってみなさい、と静に言われて朱美は好奇心から静の秘所を触った。

静は、上から「罠に掛った獲物」という眼差しで見下した。

「指を入れてみなさい」

朱美は躊躇いながらも指を入れた。

グチュグチュ

と厭らしい音が朱美に聞こえた。

そしてヌルヌルする事も感じた。

静は微かに声を上げて、朱美の頭を撫でた。

朱美は秘所から指を離した。

指はヌメヌメしていて、濡れていた。

静が屈んで朱美の指を舐めた。

「んっ・・・美味しい。朱美も舐めてみなさい」

朱美は静の瞳に怯えながら指を舐めた。

静の唾液も混ざっている為か甘い味だった。

「・・・美味しい」

「じゃあ、今度は・・・・・お母様の唇を味わって」

朱美は興味を持っていた事を知られた気がした。

しかし、静の瞳はやらなければ駄目、と言っているように見えた。

朱美は恐る恐る静の唇を吸った。

重ねるだけの口付けだった。
甘酸っぱい味がした。

それと同時に柔らかいとも感じた。

朱美は母親と口付けをした事に多少の背徳感を覚えた。

今まで、こんな事はなかった。

甘えたくても、甘えを許さない所が静にはあった。

だが、今は危険な気もするが、甘えさせてくれる気がした。

「朱美の口は美味しいわね」

静は笑みを浮かべながら、朱美を見た。

「今度は、私からね」

今度は静が朱美の唇を重ねてきた。

朱美は静の口付けに驚きながらも静に抱き付いた。

今なら甘えられるという気がした。

静は朱美を抱き締めながら唇を更に強く押し付けてきた。

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