侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 30
猛りが静の左手に当たった。
『お、大きい・・・・・・』
静は驚いた。
暗くてよく見えなかったのか?
先ほどよりも大きく静には感じられた。
犬は身体を押し付け静の喉仏を舌で舐め始めた。
静は悲鳴を上げそうになった。
しかし、悲鳴を上げれば牙が剥くと解かったので我慢した。
それを嘲笑うように野犬は更に静の喉を舌で犯す。
野犬達は静を囲むようにして、歩き始めた。
静も歩き出すしかなかった。
『どうなるのかしら・・・・・・?』
嫌な気持ちになりながらも静は何処か快楽という渦に飲み込まれる想いになった。
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静は肩まで湯に浸りながら、指で秘所を弄った。
「あ、・・・あう・・・んっ・・・つぅ・・・・」
甘い声を押し殺しながら指で秘所を弄り、左手で左右に動かした。
『私は、あの大きな猛りを、扱かされている』
静は心の中で犬に猛りを扱くように強要されている場面を頭に浮かべた。
犬は大きな舌を静の喉を舐めながら、身体を押し付けてくる。
「あ、だめっ・・・お尻を舐めないで・・・・・・」
後ろから数匹の犬たちが静の尻を着物越しに舐めてくる。
それを浮かべて、静は秘所を弄る。
指は1本だったのが何時の間にか3本に増えていた。
まだ入りそうだ。
静は3本の秘所を弄りながら甘い声を押し殺す。
幸い、淫らな音は水に入っているから聞こえない。
「あああああ、だめっ・・・・・犬に犯されている何て・・・・・虎太郎様・・・・・・」
静は愛しい男の名を呼びながらも、犬に犯される幻想を浮かべる。
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静は喉と尻を野犬達に犯されながら歩いている。
左手は野犬の猛りを握り、扱いている。
動かす度に、猛りは膨張し静の着物を湿らせる。
喉からは透明だが汚い唾液が垂れ落ちる。
「んっくっ・・・うぅぅぅ・・・・・・」
屈辱感に満ちながらも快楽が静を襲う。
どれ位、歩いたのか棲み家と思われる荒れ寺に連れて来られた。
辺りは、林で囲まれており民家なども無い。
つまり逃げても助けは無い、という事を意味している。
静はこんな所を野犬が根城にするだろうか?と疑問に一瞬、思った。
先頭を歩く犬が数匹ほど閉じられていた戸を爪で開けた。
静は階段を登らせられ、奥へと進まされた。
そして喉を犯していた犬が離れた。
それと同時に後ろから押し倒された。
静は木の地面に倒れた。
起き上り、振り返る。
そこには血に飢えた瞳と涎を垂らした数匹の獣がいた。