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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部
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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 25



静が意識を手放した所を確認してからフェシリアも息を吐いた。

『これを抜くのは大変なのよね』

過去に仲間の抜く作業を手伝ったが、肉体的にも精神的にも疲れる。

フェシリアは箱に納めた棒を家の外に置いた。

朝になれば勝手に消える。

部屋へと戻り、静を拘束していた鎖を外した。

それからベッドに入り眠った。

静は鳥が囀る音で目を覚ました。

急ぎ、秘所を見ると棒は無かった。

安堵の息を吐きながら寝巻に着替え直した。

それから日課だった剣の修行をした。

修行を終え食卓の場に行くと三人が既に待っていた。

「おはようございます。母上」

瑞穂が挨拶をして理緒、朱美もした。

「おはよう」

静も挨拶をした。

朝食を始めた。

朝食をしていると誰かが訪ねる声が聞こえた。

静が行ってみると子供が一通の手紙を携えていた。

「手紙」

子供は静に渡した。

「誰から?」

静が尋ねると子供は知らない人と答えた。

静は幾ばくかの金を握らせた。

子供が帰ってから静は手紙を読んだ。

『また新しい物が手に入りました。宜しければ見に来て下さい』

鬼門堂の主からだった。

「・・・・・・」

静は暫く悩んだが行く事にした。

食事を終えた静は外出する旨を伝えた。

三人も出かけると言ったので皆で出かけた。

静は鬼門堂を目指し足を進めたが、三人が後を付けて来ないか確認していた。

鬼門堂に着くまで確認しながら、途中で道を変えて進んだ為に正午になってから着いた。

鬼門堂に行くと主である男が出迎えてくれた。

「わざわざ手紙を出して申し訳ありません」

男は静に一礼して謝罪した。

「いいえ。私も、また新しい物を見たいと思いましたので・・・・・・・・」

本心で静は答えた。

「それは良かったです。それでは、今日の品物をお見せしましょう」

男は引き出しから一着の服を取り出して渡した。

「これは?」

「ボンテージと言う衣装です」

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