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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部
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侍物語〜サムライストーリー〜 第二部 111

「ですが、今は娘が居るので良いんです」

娘を一人前にするのが今の夢だと静江は語った。

足音が聞こえて来た。

「この足音は娘さんですか?」

狼鬼が耳を澄ませて聞いてきた。

「はい」

静江が頷くと襖が開いた。

「母上。お客様ですか?」

襖を開けたのは理緒と同い年くらいの娘だった。
静江そっくりの容姿で品のある美しさを持っていた。

「春菜、この方は闇夜狼鬼様です」

「初めまして。狼鬼と言います」

「こちらこそ。私は斎藤静江の娘、春菜です」

春菜は正座して挨拶した。

「何処に行っていたのですか?」

「理緒と遊んで来ました」

「理緒と友達なのかい?」

「はい。理緒を知っているのですか?」

「えぇ。静殿と知り合いなので」

「まぁ!?静さんと?」

静江の驚きの言葉に狼鬼は頷いた。

そして話し始めた。




























「・・・・・・」

静江は静まった寝室で一人いた。

夫とは既に別の寝室だ。

その夫は毎日、理由を付けては家に寄り付かない。

どうせ男の場所だろう。

だが、静江としては好都合だ。

春菜は既に寝ている。

今、静から渡された商品を使う。
「凄いわ・・・」

うっとりした表情で言う静江。

黒光りするそれは表面は柔らかく、舶来のゴムと言う素材を使っていると思われる。

片方は男の猛りのままの姿だが、そこいらの男の物より太く堂々とした姿で、逆の部分は細く形こそ猛りではないが大小無数の突起がついていた。

そして、どこからともなく甘い香りが漂い、静江の心をときめかせ、身体が熱くなるのを感じた。

「こっちなら大丈夫かしら・・・」

期待で潤んだ蜜壷に細い方を入れて見る。


「ひいっ?!。」

悲鳴と共に躯を硬直させる静江・・・

罠にかけられたような不意打ちの強烈な快楽だった。

無数の突起が静江の蜜壷で暴れ、頭の中で火花が散るような快楽が静江を襲う。

夫では味わった事の無い快楽に静江は腰まで抜かしてしまう。

「ひいぃぃっ!!。」

だが、それは快楽と言う名の地獄の始まりだった。

腰を抜かして尻餅をついた瞬間、張り型の逆の頭が床で動き、とてつもない快楽が静江を襲ったのだ。

凄い勢いで潮まで噴き静江は悶える。


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