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牧場
官能リレー小説 - その他

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牧場 11

持ち運びが不便なのがこのバイブの欠点だ。血が出た指先を犬達に嘗めさせながら、俺は予告なくサツキと花子のアナルにそのトゲバイブを突き刺した。
二頭の牛が無防備だった肛門に凶悪な責め具をぶっさされ、素っ頓狂な大声を上げる。
サツキなどはその激痛に耐え切れず前のめりに転倒し、そのせいで繋がれたままのクリトリスが引っ張られ、二重苦に悶絶した。
「ジョン!ベス!」
牛のことは無視し、犬達を呼ぶ。すぐさま俺の元へ来て、二匹はお行儀よくお座りした。
「俺は仕事があるから牛舎に戻る。畑仕事は花子とサツキを使ってお前らがやれ。バイブが鞭の代わりだ。ジョン、吠えてみろ」
「わん!」
「ひぎぃ!?」
ジョンが吠えると花子のトゲバイブが振動し出し、花子が悲鳴を上げた。続いてベスが吠えると、今度はサツキのバイブが振動する。
花子にさしたバイブはジョンの鳴き声に反応して振動し、サツキにさしたバイブはベスの鳴き声に反応して振動する仕組みになっているのだ。
「つまり、この牛達を私達が吠え立てて歩かせるんですね」
「そうだ。畑の隅々までちゃんと耕して、昼飯の時間までには二頭を牛舎に連れて来い。わかったな?」
「「わん!」」
元気よくジョンとベスが返事すると、サツキと花子が情けない声を上げた。よほどバイブが辛いのだろう。花子が助けを求めるような視線を送ってきたが、甘やかさずに背を向けた。
「牛の分際でご主人様に媚びるな!とっとと進め牛共、吠えられたいのか!?」
「ひっ、ひぃぃぃ」
「新入り、お前はモーとしか鳴くなよ。畑仕事が終わるまで、人間様の言語は使用禁止だ。」
「もぉぉ。もぉぉぉ・・・!」
牛を叱責する犬達の鳴き声と、犬に怯える牛達の鳴き声を聞きながら、のんびり歩いて牛舎に向かう。優秀な牧牛犬のおかげで、俺は余裕をもって仕事をすることが出来るのだ。
こうして今日の俺の畑には、ワンワンワンという犬の鳴き声が何十回も響いたのだった。

1日の仕事を終えた俺は牛舎から少し離れた場所にある自宅に戻った。
さほど大きくはないが俺にとってはずっと憧れだったマイホーム…まさに“俺の城”といった所だ。
ところで、この自宅の庭にも小さな牛舎があり、ニ匹の牛が飼われている。
朝晩こいつらに挨拶するのが俺の日課だ。
俺は牛舎を覗き込んで牛達に声をかける。
「ただいま!」
「あ!お帰りなさい、ご主人様」
「お帰りなさ〜い!」

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