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牧場
官能リレー小説 - その他

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牧場 2

それに、どんな仕事でもコツさえ掴めば案外順調にいくものだ。
実際、花子から離れ次々に牛達の乳を搾っていっても、聞こえて来るのは嬌声と感謝の鳴き声ばかりである。
俺の牧場の牛達は乳を搾ってくれる俺に心から感謝し、また飼い主である俺には決して逆らわない。
それどころか毎朝搾乳して甘い快感を与えてくれる俺に、多くの牛は恋愛感情じみた想いすら抱いているのだ。
牛達はどういう訳か美女ばかりであり、そういう女達に好意を寄せられるというのは相手が牛とはいえ男としてなかなか愉快なものだ。
そんな密かな愉悦を感じながら搾乳していると、後ろから刺すような視線を感じた。
振り返ってみると、視線の主は俺の牧場唯一の問題児であるサツキだった。サツキは親の仇でも見るような目で俺のことを睨みつけている。
まだ牧場に来て半年しかたっていないサツキは、まだ自分が牛になったことを自覚できていない。
妊娠6ヶ月、オッパイはHカップになるまで成長し、母乳が吹き出し体はすっかり牛に改造されたのに、まだ自分の事を人間だと思っているのだ。
普通は半年も家畜として生活すれば自分が人間でなくなったことを思い知るものだ。しかしサツキはその強情な気性ゆえか頑として自分を乳牛とは認めない。
そのうえ事あるごとに俺に食ってかかり、自分の体を元に戻せと吠えるのだった。
とはいえ、一度作り替えられてしまった肉体を元に戻すことはまず不可能だ。
家畜になればもう人間には戻れないというのは小学生でも知っている常識なのだが、サツキはその現実を我が身に起こった事として受け入れることが出来ないでいるらしい。
困った奴だと苦笑しつつ、乳を絞るためバケツを持ってサツキの前へ移動した。
「よう、サツキ。今朝も元気そうだな」
「うるさい寄るな。それにサツキなんて変な名で呼ぶな。私の名前は、ひゃうっ!?」
サツキの乳首を強く摘んでやると、サツキは可愛い悲鳴を上げた。
「お前は乳牛のサツキだよ。もう人間には戻れないんだから、飼い主である俺に貰った名前を大事にしなきゃだめじゃないか」
言いながら、乳首を持って乳房を左右に振って弄ぶ。
逃亡や抵抗を防止するため両手を後ろ手に拘束されているサツキは逃げることも出来ず、頬を朱に染めて快感を堪えていた。
「ゃ、やめろ、この変態。離せ・・・!」
「変態とは失敬だな。俺は合法に商売している善良な酪農家だぞ?怨むなら俺じゃなくて娘を担保に借金した自分の親を怨むんだな」
事実を告げてやると、サツキは悔しそうに目を伏せた。
しかしそんなサツキの表情とは裏腹に、サツキの乳首はギンギンに勃起し、先端からは母乳が染み出し始めている。
心がどれだけ牛になることを拒んでも、体はとっくに手遅れなのだ。

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