PiPi's World 投稿小説

快楽ゲーム
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 12
 14
の最後へ

快楽ゲーム 14

 頭が冷えてくると妊娠への危惧が真っ先にエリの心を支配する。水流の引き起こす快感と、妊娠の心配とでエリは泣きながらシャワーヘッドをスリットに潜り込ませるほどに押しつけて、お湯を流す。

「そのヘッド、オナニーには大きすぎるんじゃない?
 やぁん 泣き顔も可愛いじゃないv」

 ひくひくと腰を振るわせながらも洗浄するエリに、マミの脳天気な声がかけられる。マミの後ろから中沢が涎の垂れそうな顔でバスルームを覗き込んできた。

 バスルームに入ってきたマミは、先刻エリをよがり狂わせた、巨大な肉棒をまたも完全な上向きに勃たせた中沢を突き飛ばして、その鼻先でぴしゃりと戸を閉める。
「私、マミよ。どうしたのよ、男がいるのに一人エッチ?・・・シンイチ、あんたも出て行きなさいよぉ。」
 冗談めかして話しかけるが、バスタブに顎をかけて湯に漬かっていたシンイチをちろりと睨む。その迫力におされてシンイチはあたふたとバスタブを出て行った。

 しばらくしてバスルームをでてきたマミが、バックから何かを取り出して、エリに渡す。
「ね、あとからでも8時間以内なら間に合うって。これで安心よvふふっ、飲んだら目いっぱい愉しみましょ。危険日って凄い感じるのよね。」
 マミが渡したのは、経口避妊薬だ。際立った容姿と生来のセックス好きが重なって、ほとんど相手を切らす日のない生活を送っているマミは、自己防衛がてら婦人科の医者もリストに入れている。この薬も毎月、医者の恋人しかも女医からゆずり受けている。同性のほうが体のことは信用できるのだ。
「ほんと エリちゃんって可愛いわぁv
 素敵な胸、形もいいし、大きすぎないし・・・」
 ピルを飲んで落ち着いたエリを背中から抱きしめ、マミが胸をまさぐり始める。マミのしなやかな体によりかかったまま、エリはうっとりと目を閉じ優しい愛撫に身を任せる。明るいノリだが、エリを乱暴にむさぼった男たちの中で女王様然としているマミはたまらなく魅力的に映った。
 マミの華奢な指がエリの乳首を摘み、捏ねる。ときどき尖った爪で刺激され、エリの呼吸が荒くなる。透き通るようだった白い肌が、桜色に染まり乳首がぷっくりと勃ちあがるころには、エリは知らず知らずのうちに太ももを擦り合わせていた。

「んぁっ」
 首筋に舌を這わせ、エリの耳たぶを噛む。びくんっとエリの体が跳ね上がった。
「エリちゃん、足 開いて、もっと気持ちよくしてあげる。」
 茫洋とした表情でマミの愛撫に身を任せているエリが素直に開いた足の間に、マミは指をもぐりこませた。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す