快楽ゲーム 13
「その、ビデオのコ?今バスルームでからんでるの。」
さっとビールを取り上げたマミに、小池はやけに素直に頷く。
「ふうん、可愛いわね。」
興味なさそうな返答をしながらも、派手にもだえるエリの映像から目は話さない。Tシャツにトランクスと幾分マシな服装の小池の股間を刺激し始める。何度か布越しに擦ったあと、下着から小池自慢の逸品を取り出すと。そしていきなり、綺麗に染めた真っ赤な爪の先で尿道口をこりこりと引っかき始める。
「うわっ マミ!」
「ふふっ、ヤり過ぎ?あんな可愛いコ連れ込んでおいて、小池が飲んでるなんて、珍しすぎ。」
流行のメイクをしたアーモンド型の目を楽しそうに細めて、マミは舌なめずりをする。なれた手つきで小池のモノを玩ぶマミに、黒々とした肉棒をしごきながら佐々木がにじり寄ってくる。
「溜ってんのか?マミ、俺ならいつでもスタンバイOKだぜ、ほら・・・・・あうっ!痛ってぇ・・・。」
マミが突き出された勃起をとがった爪でびんっと弾くと、痛みと衝撃に佐々木は精液を勢いよく放出する。
「ばぁか!自家発電してなさい。」
いたずらっぽくウィンクして小池の股間に顔を埋め込んだマミの脚に、佐々木は性懲りもなく手を延ばす。
「佐々木・・・、エリちゃんつれて来いよ・・。」
息の上がり始めた小池が、マミの背中のファスナーをおろしながら言う。
いつのまにか、バスルームからの嬌声が聞こえなくなっている。
「お、俺が行く!」
マミにフェラチオされる小池をうらやましそうに眺めていた中沢が勢い込む。
「”エリちゃん” ね、私も行く!」
小池の状態にはまるで頓着せず、マミはぱっと起きあがると肩脱ぎになっていたワンピースを脱ぎ捨てる。
赤いレース使いの大胆な下着は、マミの白い肌に良く映える。大きく張り出した胸、ぎゅっと締まった腰、形良く切れ上がった尻にTバックの赤いラインが食い込んでいる。体自慢のグラビアアイドルでも嫉妬しそうな見事なプロポーションだ。
リビングに転がる男どもの股間が俄然元気になる。
「気持ち良くなりたいなら、イイコで待ってなさいね。」
ことさら劣情を煽るようなモンローウォークでバスルームに向かうマミの背中を眺めながら、だれにとも無くオサムが呟く。
「・・・ドリンク剤、飲んどこうかな・・・。」
一方、バスルームでは散々シンイチから搾り取ってそれなりに満たされたエリが、かなり慌ててシャワーを使っていた。全身にまとった泡を洗い流し、次に自分中に出されたモノを掻出す。
「んっ あんっ ・・・どうしよう・・・あっはぁぁん・・。」
はしたなく脚を大きく開き、指を使って充血したヒダを割り開く。シャワーの水流が勢いよく流れ込む感覚に、エリはまた体を震わせる。
疲労の極みに達しながらもスケベ心は押さえがたいらしいシンイチが、にやにやと眺めているが、今のエリはそれどころではなかった。