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快楽ゲーム
官能リレー小説 - その他

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快楽ゲーム 12

「おおうっ!!いいっ 気持ちいいっ!」
 快感に悲鳴を上げたのはシンイチの方だ。
「シンイチ!見えねえよ!」
ベストアングルを狙ってビデオを構えていた岩田が怒声をあげる。ロリータ系ナイスバディ美少女の大胆”泡踊り”も受けそうだと睨んでいたが、ごつい男の毛ずねのアップでは絵にならない。
 しかし、エリのテクニックに絶頂寸前まで引きずりあげられているシンイチは、口をだらしなく半開きにしてへこへこと腰を振るだけだ。
「うおっ!イクっ ・・・イカせてくれよぉ」
 ぶるっと腰をふるわせたところで、エリが動きを止めて体を起こす。さりげなく根本を掴んでいるので、射精に至らないようだ。
「うふふっ 気持ちいい?エリも・・・オ○ン○ン、気持ちイイ・・固くて・・・ああっ!」
 エリはシンイチの腰に跨ると、固く勃起して先走りをだらだら流す肉棒をの根本を掴んだままで、自分の”いいトコロ”に当たるように淫烈を擦りつける。
「あっ んっ はあ はあ ・・」
 ずりっ ちゅぷっ 
 わざと挿入しないままでエリは腰を前後に揺らして外側からの刺激を楽しむ。愛液で泡立てられたボディソープをまとったエリの裸身が、男の体の上でダイナミックに踊る。射精を阻まれてますます固く膨らむ肉の棒がエリの愉しみをさらに高める。眉を寄せてはいるが、その表情は性を楽しんでいることが明らかだ。
 昨夜からの過ぎた快楽と、危険日に生で輪姦のようなプレイをされたことで、エリはどこかのネジが飛んでしまった。
「岩田・・・こっちで酒でも飲もうぜ。カメラは固定しておけよ。」
 シンイチがエリの玩具に成り下がってしまったのをみて、小池が声をかけてくる。リビングのモニターには、シンイチの上で派手に腰を使うエリの背中と、悲しいかなシンイチの筋張った脚の大写しだ。
「ちくしょっ 先に中で構えりゃよかったぜ。あれ、使えないな。」
 あきらめたらしい岩田が、苦虫を噛みつぶしたような憎々しげな表情で戻ってくる。バスルームから響くエリの嬌声と、シンイチの咆吼にため息をつきながら、スクリーンをハンディカメラのモニタからビデオに切り替える。デッキには昨夜のエリの狂態が記録されたビデオテープだ。
「あっち、当分終わらないし、これでも見てようぜ。」
 オサム達3人を振り返る。
「あのコ、凄いっすね。」
 半勃ちのモノをもてあましつつも、おとなしくビールを口に運ぶ佐々木が、シードルの瓶でよがり狂うエリの映像にまた鼻息を荒くし始める。
「出てきたら、3穴攻めで行くか?どうせシンイチは使いもんになんねぇし、おまえら3人でちょうどいいじゃん!」
 シンイチを除く5人でビールなどを飲んでいるところに、インターフォンがなる。人前には出にくいだらしない格好で応じていたオサムが、そのまま玄関にたつ。
「マミだよ 小池、呼んだのか?」
 エリを逃がさないようにかけたチェーンを外すと、すらりとした脚を惜しげもなくさらした、ミニスカートが飛び込んでくる。
「あ〜寒かった!開けるのおっそーい!」
 ばさりとコートを脱ぐと、太すぎず細すぎずの見事な脚だけでなく、完璧なプロポーションが露になる。
「やだ!あんたたちなんて格好してんのよぉ、むさいなあ。まぁた何か悪さしてるんでしょ!」
 すぐにもエリを味わうつもりだった男たちは、そろいも揃ってろくなものを身に着けていない。せいぜいが下着・・・佐々木など全裸で、しかも股間のものは中途半端ではあるが、勃起している。

・・・あっ あんっ だめぇ まだぁ
・・・イクっ 出る 出る!!

バスルームから響いてくる声に、マミはちょっと眉をひそめる。ちら とスクリーンを横目にみてから、小池と岩田の間に だん!と勢い良く座り込んだ。

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