PiPi's World 投稿小説

僕が原間瀬泰蔵
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 0
 2
の最後へ

僕が原間瀬泰蔵 2

「おっと、チツダーシの第二話が始まる。」
泰蔵がエロアニメに集中しようとしたその時、急にテレビの画面がおかしなものに切り替わった。
「はぁ〜ぃ♪」
画面に現れたのは、一列に並んだ椅子に座る裸の美女軍団だった。

「おかしいな。特典映像はまだのはずなのに…」
泰蔵は、リモコンを手に取りポチポチと操作するが、画面が切り替わる事はなく、電源を切る事もできない。
「無駄ですよ豚男。」
「ぶひ?」
豚男…それは彼が学生の頃のあだ名だった。豚男と呼ばれたら「ぶひ?」と答える。それが彼にとって条件反射になっていた。でなければ、もっと酷い目に会ってしまう。
「私達は神様です。」
「な、なんなんだこれは…ドッキリカメラ?」
泰蔵は、辺りをキョロキョロ見渡すが、いつも通りの夜のおかずとゴミが散乱した汚い部屋のままだった。
「あ〜ダメだ、信じてないよ豚男。」
「そうねぇ…じゃあ神様らしいとこ見せてみましょうか」
「わ、訳がわからない…」
しかし、とびきりの美女軍団の裸体を見て、泰蔵のチ○コは大きく反り立っていた。
「じゃ、その出したばかりの子種を頂くわね。」
そう言った瞬間、泰蔵の前からコップが消えた。
「ひ、ひぃぃ!」
「うっさいなぁ。やっぱ、小さな命も大事にしなきゃね。この精子を近くの建造物…あ、ここなんかいいんじゃない?」
画面が2分割され、女神様達の横に見たことの無い学校が映し出された。
「こ、ここは?」
「ん〜、この世界で言うなら、ここから北西に200kmぐらい離れた場所よ。ほら、人間のメスが集まってる。」
さらに内部を映し出す、机に向かい真面目に授業を受ける女学生達が見える。
「どどどうするんですか?」
「豚男の精子を、この建造物の中にいる全てのメスの子宮内に転移するのよ。量もあるし受精する人間結構出てくるわよ。」
ニヤリと笑みを浮かべる女神達。
「そそそそんな事できるはずが…」
「論より証拠ってのが人間でしょ。ま、人間の時間で3ヶ月もすれば私達の存在を信じたくなるわ。そしたら私達を呼んで頂戴。」
「あ、ちょ、待っ…」
女神達がウィンクをした直後、テレビの画面はチツダーシの映像に切り替わった。
「まさか…そんな…」
豚男は、どうしていいのかわからず、呆然とテレビを眺めていた。すると、何かに気付いたようにハッと我に返る
「………つ、つまり…あの子達は…僕の子を…孕む…?絶対に結婚は出来ないだけじゃなく、ヘタしたら童貞のまま死ぬだろう僕の…子を…」
最初の1ヵ月は夜も眠れなかった。だが、それから数ヶ月後、泰蔵の頭から女神様達の存在が薄れかけた頃に事件が起きる。

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す