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帝国の黄昏
官能リレー小説 - その他

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帝国の黄昏 4




帝都の南に位置する避暑地ツァールスコエ・セロー。
ここに、皇帝一家が過ごす夏の宮殿が2世紀も昔に造られ、以後、壮麗・壮大なロカイユ装飾に彩られた宮殿が、政治の中枢を担ってきた。
特に、アリックスの夫である現皇帝陛下は、帝都を好まず、この宮殿を住いとしており、80年前に帝国で初めて開通した陸蒸気も、帝都とこの避暑地の間を走り、皇室にとって、最も縁の深い地である。
今日、8月12日と言う日は、世界で、かなり北方に位置するこの帝国の避暑地でも、ジリジリと夏の暑い日差しを感じさせる暑い日だった。
国内は、かつて無い大きな戦に突入し、暗く沈滞したムードが漂っていたが、皇帝の村と揶揄されるこの避暑地では、街を上げてのお祭りムードに浮かれていた。
戦争で、主たる皇帝陛下が居ないとは言え、留守を任されたアリックス皇后陛下は、息子の11歳の誕生日を祝う為に、国中の名士や社交界の華を夏の宮殿に招いていたし、それらの大貴族に付き従ってきたお付の侍従や女官たちも、皇后より振舞われたお酒を呑み、頂いたお祝儀を、気前良く散財し、街に落として行く。
宮殿の内外問わず、至るところで、帝国万歳、アリックス皇后陛下万歳、アレクセイ皇太子殿下万歳の声が上がる。
夏の宮殿は、南方に生息すると言う蝉の喧騒のように、俄かに活気付き、夜の舞踏会の支度に追われる女官のみならず、招かれた客達も舞踏会の装いや献上する祝いの品々の運び込みに、まるで戦場のような騒ぎになっている。
そんな騒ぎもまるで届かぬ、宮殿の奥の奥。
皇帝一家の私室とも言うべき、特に贅を凝らした一角で、宮殿の主は、男に奉仕をしていた。
ピチャピチャ、んっんっ、ジュルジュル。
ちゅっぱ。
男の股間に顔を埋めたアリックスは、口の中に含んだ陰茎を、懸命に舐め転がす。
舌にカリ首を絡め取られ、擦り立てられて、一舐め毎に、海綿体が苦も無く膨張し、肉の棹が硬くなる。
あっという間に巨大になったち○ぽは、アリックスの小さな口から溢れ出し、窄めた彼女の唇から、弾ける様に姿を現す。
チュボンッ
いやらしい音を立てて飛び出した男のち○ぽを情熱的な美貌を興奮で高潮させたアリックスは、細くて長い指で愛しむ様に包み込む。

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