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帝国の黄昏
官能リレー小説 - その他

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帝国の黄昏 1

余の名は、グリゴリ。
年は44になる。
はっきり言って、容姿は、良くない。
醜男だと自分で言うほど、人生を投げてはいないが、新興宗教の教祖なんぞをやってるから、どうしても麻原彰晃みたいな感じになる。
私を嫌ってる奴は、陰で、怪物なんて嘲ってる位だから、まぁ〜どんな容貌か、想像が付くだろう(笑
そして、例え読者にであろうと、細々と自分の欠点を公言するほど余は、壊れてはいないので、諸君らは、周囲を見渡し、優越感を感じる容姿の男を見つけたら、そいつが『グリゴリ』。
すなわち、余だと思っておけば良い。
余は、そこらの似非教祖と違い、若い頃、リリス様の啓示を受けた本当の異能者だ。
と言っても、大した事が出来る訳でも無いがな。
リリス様と言うのは、アダムがイブと結ばれる前に、アダムの妻であった女神様だ。
彼女との契約は、余に多少の奇跡と未来視を授ける。
余は、彼女の代理人として、この世に、不倫や浮気、近親相姦や同性愛、あらゆる淫蕩な悪徳を広める。
その報酬として、澄ました淑女や、穢れの無い処女を、余の猛りに猛った欲望で、汚し尽くす。
如何にも、淫魔の女王と結ぶには、お決まりの契約だ。
契約の【あの日】は、突然やってきた。
余は未だ20歳で、綺麗でも、可愛くも無い、ただ働き者の妻(16)と結婚して、一月も経てないあの運命の日。
余は、当時、農夫だったのだから当たり前だが、夜遅くまで、新妻に腰を振って、太陽が黄色いと思いつつも、野良仕事をしていた。
いや、その筈だったんだが、いつの間にか、余は、寝転がっており、熱があるように頭の中はぼうっとして、そして、余の上には、騎上位で、余のチ○ポをキュウキュウと締め付ける女性がいた。
彼女の顔を見、目も眩まんばかりの美しさに声も無く驚いよ。
彼女に腰を振らせながら、魂も奪わんばかりのその美しい肢体に感嘆の念を込めて眺めたさ。
漆黒の髪は軽いウェーブを描きながら首や左右の肩を覆い、彼女の腰の躍動によって、軽やかに跳ねたり、白い肌を優しく打つ。
肌の目に沁みるような白さは、髪の黒さを際立たせている。
細くてしなやかな腕は、指先まで素晴らしくなだらかな曲線を描き、その魅惑的な柔らかさと言えば、彼女に抱きすくめて貰いたいと言う願望が沸かない男は居ないだろうと確信する。
して、そのキュートな指先が、余の胸に優しく添えられて、激しい躍動を慎ましく支えている。
乳房は、大きくてお椀のように張りがあり、雪のように真っ白で、その上に慎ましい乳首がちょこんと上を見ており、その瑞々しいピンク色をみたら、思わず、手を伸ばしそうになったよ。

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