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金糸雀
官能リレー小説 - その他

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金糸雀 3

僕はなんだか教師の言葉にムカムカしてきた。勝手なことを言いながら僕のチ●チンの臭いをかぎ続ける女性教師。
僕は教師の鼻先がチ●チンの前にきた瞬間、おしっこを出してやった。
だけど教師は騒がずにそっと口を開けて、吹き出すおしっこを飲みはじめた……

僕の目の前に立つ銅像。僕はその像の高い所をめがけ、おしっこを放った。しかし足元にも届かなかった。


…………

僕は石で作られた低い門をくぐった。その向こうに石碑が立っていた。石碑は自然石で、黒い石のパネルがはめこまれていた。
そのパネルには拙い文字で、こんな文章が刻まれていた。

    みらいの ゆめ

 ぼくは、しょう来、がかになります。
 がかに、なって、きれいな女のひとの
はだかの絵を、いっぱいかきます。

僕の作文だ。小学三年生くらいだったろうか。担任の男性教師が放課後僕を呼び出して、こんな事を書く奴があるかと激怒され、書き直した記憶がある。書き直した内容は全然覚えていない。
しかし、僕が小学校時代 絵がうまかったのは自他ともに認めるところだ。そして一番うまかったのは女のひとのヌード画だった。
友達に頼まれて、描いてやった事も多かった。本気でこのまま、ヌードが描ける男になりたかった。
僕がモデルにしてたのは、近所に住むエリちゃんだった。
と言っても、エリちゃんの服を脱がせた事は一度もない。
エリちゃんを見ていると、髪形もプロポーションも思いのままに女のヌードが描けたんだ。


そんな僕はある日、父がインスタントカメラを置きっぱなしにしているのを見つけた。
フィルムがまだ残っている。一枚使ってもバレないだろう。
撮るとしたらなんだ…やっぱりヌードでしょ!
僕はカメラを持って、エリちゃんの家へ行った。
「ヌード写真を撮らせて。」
と頼むと、エリちゃんは
「いいよ。」
と答えて、応接間で服を全部脱いでくれた。
だけど正直、エリちゃんをモデルにヌードをいっぱい描いて来たけど、エリちゃんの本当のヌードを見たのは初めてだったんだ。
「それで…どんなポーズとるの?」
「そうだなぁ〜」
一枚だけしか使えないんだから、思いきりエッチなヌードを撮りたい。僕は前にオトナの雑誌のヌードで見た、「大股開き」のポーズを思い出した。股の部分にグチャグチャと修正が入っていて、
「こんな風に消してしまうんなら、はじめからこんなポーズをとらせなければいいのに。」
と思ったりした。
だから僕は、消しの入らないホンモノが撮りたかったんだ。
僕はエリちゃんをソファーに座らせて、あのポーズをとらせた。
カメラを慎重に調整して、

パシャッ! フラッシュがエリちゃんを照らした。  

ジーッ… 一枚の写真がカメラから押し出されてきた。

薄暗い応接間で、僕と裸のエリちゃんはほっぺをくっつけて写真を見つめていた。真っ白だった面にしだいに像が現れてきて、やがてエリちゃんの大股開きが二人の前に描きだされた。
「……いやらしいね………」
エリちゃんはポツリと言った。
「ここを、塗りつぶす理由がわかるね。」
僕は写真の股間を指さした。他の部分がみんなキレイなエリちゃんのヌードのそこだけが、何か「キタナイ」形をしていた。僕は、まだ裸のままのエリちゃんの股の間をのぞいて見た。そこはどう見てもキレイなエリちゃんの姿の一部だった。

それから僕は、ヌードが思うように描けなくなった。
描くことは出来るんだ。でも、見ていてキタナイ感じがするヌードなんだ。
だけど、友だちからは逆に評判がよくなった。
「こんな感じで、女のヌードを描いてくれ。」
とリクエストされると、それが描けるようになった。

でも僕は、描くたびにエリちゃんを汚していくような思いがしていた。

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