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私の性感帯
官能リレー小説 - その他

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私の性感帯 12

だが、変態男の側も責められ続きでは物足りない。
ここはやっぱり男として、本来牝の肉へ突き入れる側の性として
理絵を責め立て、快感に我を忘れさせてあげねば。
「こっちが気持ちよくしてもらってるばかりじゃ悪いから、
 僕も理絵さんの事、気持ちよくしてあげたいよ…」
理絵も全裸でのお互いの接触から、既に警戒心はほぐれていた。
その隙を突き、変態男の手は理絵の巨乳へ向かう。
「あぁっ…、だめぇえ」
しかし変態男の揉み方は絶妙であった。決して痛みを感じさせることなく、
理絵に幸福感を伴う快感を胸から伝えている。あの風呂場オナニーでの手の動かし方を真似ただけでなく、
さらに慎重を期した手の動きが功を奏していた。今や、安心して理絵は変態男の手の動きに身を任せている。
もっと先へ行くなら今だと男は判断して、ある事の告白に臨む。
「…実は、見てたんだ。ずっと、理絵さんのお風呂での姿…。
 だから、こないだお風呂場で理絵さんが窓に向かって股を開いて、どんな事してたかも…」
突然の変態男のオナニー覗きの告白に、元々湯気で上気していたはずの理絵の顔がさらに赤くなってしまう。
(あぁ…。やっぱり、見られよったんやな…)
理絵はショックを受けはしたが、なぜか悲しみや怒りといった感情は沸いてこない。
むしろ、見られていたのが他ならぬ変態男でよかった、と安堵でその大きな胸を撫で下ろす思いであった。
(私のあんな姿見て…やっぱり、このおチンチン、硬ぁくして、一生懸命にコスりよったんかなぁ…)
変態男の絶妙な胸の揉み方は、理絵に安心して性的な想像まで促してしまうほど、成功していた。
「もう覗きなんかしてぇ、いけん子やなぁ。こんなヘンタイさんが
 近所におって、それも幼なじみやなんてぇ…」
でも、と理絵は続ける。
「見られたのが他の人やなくてよかった。他の人に見られていろいろ言われるのは嫌やけど…」
そこまで言って、その先が言いづらいのかまた変態男のチン可愛がり作業に戻る。
(りっ! 理絵たん! かわえぇよぉ〜。そんなワイに見られてよかったと言われたら、
もうこりゃ男の欲棒汁サービス大噴出してドピュドピュ出しちゃらな、イカンじゃろがイ!)
「理絵さん、そろそろ出そう…」
その言葉の瞬間、手にした肉棒が大きく動いたことに理絵も驚いてその意味を悟る。
「苦しいん?」「逆。理絵さんに包んでもらって、すごい気持ちいい」「精子…出る?」無言でうなずく。
「先っぽ、亀の頭みたいなのを優しく、でも早めにすりすりってして」
理絵は素直に変態男の願いを無言で聞き入れ、勃起全開の男のシンボルをじっくり見つめつつ
両手で一生懸命に磨いてあげる。意識が脳から亀頭周辺だけに集中していき、
理絵に全てを任せてしまえる安心感と射精への焦燥が同時に男の器官を支配していく。
そしてついに、変態男の男らしさそのものが、白い叫びを理絵の手の中で上げる。


そのまましばらく、変態男はお湯を床へ出しっぱなしにして背中を温めるまま寝転がっていた。
(理絵さんに手コキで出してもらえた…)
その事実、長らく願ってきたその悲願が、今夜やっと叶ったという事実に、
変態男は満たされた空虚感を感じていた。
「いつまでもそんな所で寝よったら、風邪ひくで?」
頭の上から理絵の声。理絵はもう頭も体も洗い、湯船につかっている。
そして何と、その間には変態男の精子で汚れた股間も丁寧にこの姿勢のまま、洗ってくれた。
変態男専用風俗嬢・理絵のご奉仕ぶりに、男の理絵を恋う気持ちは高まりきっていた。
先ほどの理絵の声に、うんとようやく返事をして、変態男は立ち上がる。
すっかり回復した股間を湯船の理絵の真ん前に突きつける形で。

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