そして理絵は変態男の、最も男らしい部分をその掌中に抱えたまま、
その男の感触を手でじっくりと味わっているように感じた。
少しずつ掌をころころと動かし、亀頭をこする。
指先の力を少しずつ玉袋にめり込ませては戻し、
その柔らかさと、その中にある男の急所玉二個の感触とを味わう。
その間にも五指の腹は竿を撫でこすり、
まるでその硬さに満足しているかのようであった。
ふと理絵の顔を見ると、紅潮したまま、まるで夢見心地のような表情。
初めて触る男の性器を弄び、その神秘的なおもちゃの感触に満足しているかのようであった。
「理絵さん、触ってるだけでいいの？」

変態男の言葉にはっとした理絵は、男の棒を片手で握ったまま、
もう片方の手でそっと、股間を覆うタオルの端をつまむ。
そのまま、ゆっくりとタオルの端を持ち上げていく。
ある程度持ち上げられたところで、理絵の表情が変わった。恐らく、眼前に
荒ぶるご本尊が青筋を立てて顕現なされたのであろう。
理絵は自らの手で、男のケダモノ棒を御開帳してしまった。
理絵の驚いたまま止まった表情と、それでもなお痛いほどに発してくる、
好奇心に満ち満ちた視線がとても心地よい。
「理絵さん、もっともっとこすってみて」
珍棒様の威容に感動したかのように時を止めていた
理絵をまた性奉仕に動かすため、変態男は声を掛けて欲棒とのさらなる戯れを促す。
「痛くないん？」
「理絵さんの柔らかい手なら大丈夫。右手で頭のキノコの傘みたいのを包んで、
　そのまま子供の頭を撫でるみたいに撫でて。いい子いい子〜ってするみたいに。
　左手は棒の部分をぐっと握って、そのまま上下に動かしてみて」
今まで珍棒の感触もそのお姿も知らなかった淑女理絵は、
今や変態男のご指導によって全自動オナニー機械・理絵と化そうとしていた。
理絵は男の肉体への好奇心を満たし、変態男は理絵の肉いじりで快楽の限りを尽くす。
性の相利共生の姿がここにあった。
「いいこいいこ……って、これでいいん？」
理絵の右手が指先を揃え、変態男の最も変態な部分の先端を撫でめでていく。
まるで子供を可愛がるように、男のいやらしさそのものの形を可愛がる理絵。
そしていいように可愛がられる変態男。
彼の変態らしさは、理絵の幼い手遊びで既に振り切れている。
（あぁ〜！　理絵ちゃんのいい子いい子責め、ホンマに気持ちエェわァ〜！
　こんなにチンボ可愛がりが得意だなんて、理絵ちゃんたら清楚な顔して
　やっぱりビッチだったんじゃあのゥ〜。清楚な顔で男を誘い、
　その実おチンボ可愛がり大好きとはァ、これは天然ものの好きモノじゃアぞォ〜！）
理絵の不器用な、しかし丁寧極まりない手つきが、変態男の
さらなる気持ち良さを促す味付けとなり、歓喜の変態雄叫びを
脳内で最大限に叫ばせてしまっていた。
「気持ちいい……気持ちいいよ、理絵さぁん……」
理絵は人生でこれまで、男がこんなに興奮するのを見るのは初めてであった。
それも、理絵の手奉仕でこんなに興奮し、喜んでくれている。
すりすりと撫でていくたび、理絵の手の中で指先で彼の牡の証が硬く大きく、
青筋を立てんばかりに興奮していくのが分かる。
もっとお世話してと理絵の両手へ自らを押し付け、最も男らしいはずの部分が
遠慮なくおねだりしてくる。
（かわいい……。やっぱり、この子のちんぼやなぁ、かわええなぁ……）
幼馴染として昔保育園で見たはずの、あの可愛らしいドリルチンチンは今や理絵の手の中で
見るも醜く、されどたのもしく膨れた青い血管を際立たせて、理絵の手へ自らの硬さを主張している。
でもそんな強がりチンボも、一皮むけばただのおちんちん。今や変態男の男の証は、
理絵の手の中でただ可愛がられるのを待つだけの甘えん棒と成り果てている。
理絵にはそこがたまらない。