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同級生
官能リレー小説 - 女性向け

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同級生 9

パジャマを着て自分の部屋に戻ったゆきは早速悠太にメールを打った。
【件名:今日は傘ありがと】
【本文:明日、悠太の家まで返しにいくね!朝の9時くらいに行くから!ちゃんと起きててよ!】

――――送信

「これでよしっ!あぁ!ホント何着て行こう…」

一方ゆきからのメールを受け取った悠太は…
「え!?明日傘返しに来るってか?ちょっと気まずいなぁ…」
そう思うのには理由があった。それは、ついさっき、ゆきをオカズに自慰をしてしまったからだ。自慰をするのは初めてではないが、ゆきをオカズにするのは初めてである。悠太はちょっとうしろめたかった。
「まぁ、バレるわけないしな!まぁいっか。」


―――翌日――――

午前9時。
ゆきは悠太の家の前にいた。その日のゆきの服装は悩んだあげく、お気に入りの白いワンピースだった。

丈は膝が見える程度で制服より長かった。

こんなもんで良いよね…。あんまり気合い入れてミニにしても変だし……。

幼稚な傘を握り締めているが、はたから見ればゆきは“可憐なお嬢さん”だった。

「よし、いざ出陣!」
ゆきは前髪を整えてから、チャイムに指を添えた。

ピンポーン

「げっ、もう着たのかよ!」
「…はいはいっ、今行きますってば」独り言をぶつぶついいながら、玄関のドアを開ける。
「ゆき?…えっ!?本当にお前ゆきなのかよ…」「何よ、失礼しちゃうわね!!あたしだって一応これぐらい着こなすわよっ(怒)」
ホント…何かいつもより可愛くないか、コイツ。
いつもの制服はスカートでもっと短いが、中にはスパッツをはいていないだろう生足が妙に……
はっ!!
何を考えてるんだ俺は!?こいつはただ俺に傘を返しに来ただけだぞ。
悠太がモタモタしている間にゆきは悠太宅に上がり込んだ。
「おじゃましまーす。悠太の部屋どこ?」
「お、おい。勝手に上がんなって。」
悠太は文句を言いながらも嬉しそうであった。

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