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同級生
官能リレー小説 - 女性向け

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同級生 1

「ち──び!!」
教室中にある声が響き渡る。
「何だよ、男女!」
ぎゃぁぎゃぁ、また始まったよ…。周りからそんな声が聞こえてくる気がしないでもない。
「こらこら、チャイム鳴ってるぞ!早く席に着け!」
先生の声でようやく我に返る2人。
1人は『田崎ゆき♀』、柔道部の次期部長候補の強者だ。ルックスは普通で背は158cm程度である。
もう1人は『♂』、サッカー部の補欠〜レギュラーをさ迷っている程度で、背は同じく158cm位である。
〇〇第ニ中学2年A組の同級生。そう、現在はただのクラスメートである…。
ぬけてしまったが、サッカー部♂の名前は『筒井悠太(ゆうた)』である。
2人はクラスの誰もが認める犬猿の仲。悠太は、田崎ゆきは暴力を振るう生意気でておっかねー奴と思っている。ゆきはというと、チビ筒井は馬鹿でガキと眼中にないらしぃ。
そんなある日だった…。
悠太の昔からの友人、タケがある話を持ち込んできた。
「女子の体育の着替え覗いてみてーよなぁ。」
と…。
「見て───!!」
と、悠太。はぁ…でも、無理だよな。変態になるのは勘弁ださし。タケの発言は冗談だと思ったが…。
「先輩に教えて貰ったんだけど。絶対に見付からない、女子更衣室の覗く方法を…。」
と、タケは俺の耳元小声で言った。
ごくり。
「まじ??」
息を飲んで思わず俺も小声になる。
作戦決行の日。女子更衣室は体育館の中にあり、地下から忍び込み、床下から僅かな隙間から覗くというものだった。
「行くぞ。」
「おぅ!」
悠太はタケの後へとつく。胸は少しの罪悪感と期待でドキドキしている。
地下はホコリだらけだが、人が通っている形跡がある。利用者は結構いるのだろうか…。
悠太とタケは、はいつくばって、女子更衣室の下へと着いた。床板の隙間から2人が見たのは…。
女テニス部の着替え真っ最中であった。女テニの中でもマドンナ的存在の浅川美佳がいたのだ。
浅川美佳は制服のブレザーを脱ぎ、そのリボンをとった。スカートの上からスコートを履くが、下から覗いているのでパンツが丸見えだ。
そして、ブラウスのボタンを外すと…
浅川美佳のムネが現れた。周りと比べて少しデカイ。
う──わ───…
悠太はヤバい状態に陥っていた。ブツがむくむく元気になって来たのだ。
その時、ガチャ──
「あっれー?美佳ムネでかくなったぁ?」
この声わ…、田崎ゆき。一気に萎える。お前のなんか見たくねーよ…。スカートの中にスパッツ履いてんじゃねーって…。
「やだー、ゆきchan何で分かったの?!」
床の上ではキャッキャッと黄色い声が聞こえる。
次の瞬間、田崎ゆきはスカートに手を入れ、スパッツを下ろした。

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