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同級生
官能リレー小説 - 女性向け

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同級生 61

そんな悠太とゆきの後方を歩いてきたのは、タケと美佳の2人だった。

「あ、前にいるの悠太達じゃ……」
口を開いたタケはすぐに後悔をした。
ゆきと悠太……まさに本人達なのだが、まさか友達のキスシーンを見る事になるとは。
美佳もタケも流石に2人に見付からないように影に隠れた。
悠太は何か気配を感じたのか、一端ゆきを自分から引き離した。
「どしたの悠太?」
「や、誰かの声がしたような気がして……」
2人は辺りを見回すが、誰の姿もない。
「気のせいか、じゃ行こっか」
悠太はそう言って、ゆきの手をとった。

…………

ゆきと悠太がその場をサッたのを確認してから、タケは口を開いた。
「あっぶねー」
そして、タケは今の状況にはじめて気付いた。慌てて林の陰に隠れたため美佳は木を背に、タケは美佳を抱く姿勢になっていたコトに……。
「タ…タケ!!」美佳が慌ててタケの事を呼んだ
「あっご、ごめん!」タケは慌てて離れあやまった。
「…う…うん」美佳は顔を真っ赤にして下を向いている。

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