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同級生
官能リレー小説 - 女性向け

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同級生 57

力を入れ過ぎないよう気をつけ乍モノを沈めてる悠太。
その度にゆきが苦しげに呻く。悠太はしっかりゆきを抱き締めて腰を進める。
と、突然悠太は腰を止め目を伏せ息を吐く。
なにせ童貞喪失なのだ。ゆきを労りたいのは山々だが、生まれて初めての女性のそれは彼の想像をはるかに超えていた。
「ゆ…悠太?あたし、大丈夫だよ?」
動かない悠太を不思議に思ったゆきが少し体を離し、悠太を見上げた。
《色っぽ…》
上気して赤く染まった顔。荒い息遣い。何より自分を見る悠太の目にゆきは思わず息を飲んだ。
男の目。
理性を失うまいと耐える切なげなまなざしに胸がキュンとなる。

マジ、気持ち……
締め付け凄くて、すぐイキそぉ……だ
悠太は自分を見つめるゆきの存在に気付くと、息を大きくはいてからキスを落とした。
「悠太……?」
「っ、ゆき…の中、超気持ち─…よ」
そう言って悠太はゆきの頭を軽く撫でる。
悠太……何かちょっと辛そうだな。
「悠太?」
「う、……動くよ?」
「…うん」

悠太は少しずつ腰を動かし始めた。
ゆきの中、スッゲー。頭がおかしくなりそうだ。
悠太の理性がボンヤリしてくる。それと共に腰の動きも徐々に早まる。

「ゆぅっ、た、いたぁっ……」
「……ふぁっ、もうイク!!」
悠太は自分のソレを引き抜き、ゆきの腹の上に白い液を注ぎ出した。
全部出し終えると、悠太は息切れしながらも口を開いた。

い、イクのはえ──‥‥、オレ早漏かも……。
おっと、慌ててティッシュでゆきのお腹を綺麗にし、ゆきをギュッと抱きしめた。
「ゆき。ごめんな……痛くして。」(そして、早くて)
「悠太…。うん、大丈夫だよ。」
痛かったハズなのに、ニコッと笑顔をみせるゆき。
ゆきは、髪が少しくしゃくしゃで頬を赤らめている。そんなゆきを悠太が見つめて……
「ゆき、可愛い。スッゲー好きだよ。」
そう言って、頭を撫でる。
「悠太……。私もだよ。」
「ちゃんと言って。」
「悠太、大好き。」
そう言って、より強く抱き合う。まったり余韻に浸る2人。

その瞬間……
──ガチャン、バタバタ!!
「ただいまぁっと!!」
ゆきの部屋下から声が響き、2人の顔はサーッと血の気が引く。
「弟が帰ってきた!悠太、急いで服着て!」

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