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同級生
官能リレー小説 - 女性向け

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同級生 55

悠太も己のそそり立つ逸物を眺めてみる。
「キモ…」
「えっ!?」
びくっとして悠太を見上げるゆき。
「あっ!ごめん、違くてιいや、俺の…さ、我ながらグロいなって…」
女性の秘部と違い、男性のモノの第一印象はかなり悪いだろう。
「ううん…綺麗だよ。悠太の…」
そう言って亀頭にチュ、とキスするゆき。悠太は彼女の言葉に驚くも、突然与えられた刺激に「んあっ」と声をあげた。
童貞とはいえこの赤黒い醜悪とも凶悪とも言えるラインを描き勃ち上がった一物は、とても綺麗なんて言えるものではない。
「また綺麗とか言う…コレはどー見ても綺麗とは違うだろ」

「え?でも、神聖っぽくない?なんか……上手く言えないケド綺麗だし、可愛いよ!!」
と言って、ニコッと笑うゆき。
「………」
よく分からねぇ。でもキモがられるよりはずっとマシかυ
「さ、さんきゅ」
照れくさそうにそう言った悠太を見て、きゅぅっと胸が甘く締め付けられたような気分になるゆき。自分でもっと気持ち良くなって欲しい―…と心底思う。
「じゃ、続き…するね…やり方わかんないからさ…どこ気持ち良いか言って?」
そっと悠太のソレを優しく握り、柔らかく擦るように手を動かし乍、ゆきが上目使いで悠太を見上げる。
チェリーボーイにはそれだけでも十分な刺激だ。びくびくっとモノが跳ねる。先走りで先は既にてらてらと濡れ光っている。大した時間触られた訳でもないのに、もう彼の限界は近い。
悠太はたまらず彼女を引き剥がし、そのままベッドに押し倒した。
「―…っ!やめ!俺はそこまで!」
「え〜!まだほとんどなんにもしてないのに!」
不貞腐れたような表情を浮かべてぶつぶつ文句を言っているゆき。
《〜〜人の気も知らねぇでこいつは…あんなやらかい手で触られてたら出ちまうだろぉがっ!》
ギシッ
ゆきを黙らすように、彼は軽くキスをした。何度も。そのうち深いキスになり、2人はお互いの舌をたどたどしく絡め合う。
ちゅぷ…ちゅ…
「ん…はぁっ…俺は十分気持ち良くなったから。ありがとな。次はゆきの番だぜ」

唇をゆっくり離し、ゆきの頬を優しく撫で乍、悪戯っ子のような笑みを浮かべる悠太。
「ん…はぁ……だってあたしもう…」
「何お前、あんなんで終わりだと思ってたの。んな訳ないじゃん、女の子は初めてだと痛いんだぜ?自覚無さスギ!もっとちゃんと準備しなきゃあ」
どこまでも自分を気遣ってくれる悠太を、ゆきは改めて愛しく思う。

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