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同級生
官能リレー小説 - 女性向け

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同級生 24

「…痛いのかぁ。痛いのはヤダなぁ…。でも、悠太の事好きだから…そのうち、私のば…ヴァージンあげるね。」
―ドキッ!!
こいつヴァージンなんて言葉知ってたのか!しかも、当分待たなきゃいけなさそうだけど、今のゆきの告白はスゲー嬉しい!!カワイイなぁ。
「ありがとな。」
そう言うと、悠太はゆきの肩に手をまわしそっとキスをした。

まだ時間的には遅くはないが、もうしぐゆきの母親も帰って来るだろうと悠太は帰るコトにした。
「別にお母さんいても…」
ちゅーとかしなきゃいんだし…と、ゆきは引き留める。
「いや、今日は帰る。」
娘が家1人だってのに、家に上がっちゃ印象わるそうだし…と、意外に現実的なコトを悠太は考えていた。
「う…ん。分かった。今日はわざわざありがとね!」
「明日は学校来るんだぞ?!」
「うん!」

ゆきは玄関口まで悠太を送った。

──帰り道
悠太は手元の時計を見る。まだ、3時か。学校戻って、部活行でもいくか、昨日の今日だし(試合に負けたし)。
……いつか私のバージンあげるよ…か。
すっげ──嬉しい言葉だな。いつだろう、へへへ。
悠太は妄想を抱きながら学校へと向かった。
ゆきはというと…自分の部屋のベッドの上でボ──…ッとしていた。
セックスは愛し合うものかぁ……。愛し合う手段ってチュー以上にあったんだ…。
バージンあげる…なんて、そのうちエッチしようね?!って言ってるようなもんじゃん。私ったら何て大胆なコトを……
自分の頬が赤くなってくのが分かる。
でも、悠太なら……。
いつか……。
ゆきは恥ずかしくなって、目の前にあった枕をギュッて力強く抱いた。
そのころ学校に着いた悠太はというと…
「学校を連絡も無しに休むとは何事ですか!!」
…担任に怒られていた
「いや…だから…あれは…一応学校には来たんです…」
悠太の弁論もむなしく…
「いいわけは聞きたくありません。罰として今日休んだ田崎さんにこのプリント類を帰りに届けなさい。」
「…は!?」
「頼みましたよ!」
…職員室から出ると開口一番
「ゆきん家に逆戻り…か」

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