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同級生
官能リレー小説 - 女性向け

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同級生 13





「……Tシャツ着たよ。」
「あぁ。ホントごめんな?」
そう言って悠太はゆきの方を振り返った……が、次の瞬間ギョッっとした。ゆきはTシャツしか身につけていない。そう、ワンピースだから下に何も履いていないのだ。幸い長めのTシャツを選らんでいたのでパンツはギリギリ見えてないが……一瞬で悠太の顔は真っ赤になった。ゆきはTシャツの裾を掴んでモジモジしていた。

なんだよそれー!!かなり可愛いんだけど!!反則だろぉ…。もじもじすんなよ〜いじめたくなるだろ……。あ、でもまだ付き合い初めて何分だもんな。まだ手は出せないよな…

悠太の葛藤を知ってか知らずかゆきはシャツの裾を伸ばしながら正座をした。前はなんとか隠れるが横からは白い弾力のありそうな太ももが露になっている。
「乾くまでこれでいなきゃね…」
「そ…そうだな」
「悠太エロい事考えないでよ〜」
「なっ!!なんでっ!か、考えるわけないだろ(汗)」
「悠太むっつりっぽいから」
「おま…そんな風に思ってたのかよ〜」
で、でもどうしよう。っく…。…っ。
そう、まだ経験のなかった悠太はゆきのその姿を見ただけで体の中心が熱くなっていくのがわかった…。悠太はそれをゆきに悟られまいと必死に隠そうとしていた。
「悠太どうしたの?そんなもじもじして。」
っ…。悠太は目に見えてわかるほど赤面してしまった。
「……俺、ちょっとトイレ行ってくる!!」
そう言って悠太は部屋を飛び出した。
「なんだ…トイレかぁ。でもこの格好ホント恥ずかしいなぁ…。ワンピースまだ乾かないかなぁ……。」
そう言って立ち上がろうとした瞬間…。


――――ガタン!
バン!ゴッ!――――

「いったぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!」
ゆきは足が痺れてて転んでしまったのだ。

―――――バンッ!!!
「ゆき!どうした!?大丈夫か!?」
そう言いながら悠太がドアをあけた。
きゃあああっ悠太に見られちゃう涙。ゆきは焦った。というのも、転んだ拍子にゆきを覆っていたTシャツがまくれあがり、ゆきの可愛らしい下着があらわになってしまったからだ。慌ててゆきはTシャツに手を伸ばそうとするが、それよりも早くに。
「ゆきっ…。」
それは悠太にとってあまりに刺激が強すぎる光景であった。「…。」
や、やだ、見られたくないのに…。恥ずかしいのに…。なのになんで手が動かないんだろう…。
ゆきはそんな自分に戸惑っていた。
悠太はというと、体中の血液が中心に集まっていくのを感じながらも、ゆきのその姿から目を離せなかった。
「ゆき、お、俺…」

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